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クネクネ建築

それは大好きな「新建築」という建築雑誌に載っていた。

なにこの?クネクネした屋根!!
一目で惹き付けられた。

こんな建物どうやってつくるの?!
って、思った建築物。いやね、この雑誌に載ってるのってだいたいそうなんだけどね。
以前なんて敷地内に池、池、池ってあったしね!管理大変そうー!!!って方に気持ちいってしまったわ。
って、話も違う方にいってしまったわ!

「やしまーる」の公式のHPはここ。

設計者が妹島和世さんのところに勤務してたと知って、なんか納得した。勝手に妹島イズムを感じる。
私が妹島さんの作品好きだからかな?
妹島さんの東京オリンピックのコンペのも好きだったんだよね。
落ちてしまったけど、とても可愛くて夢があった。

そしてそんな妹島さんの作品。
これもすごく好き。

妹島さんといえば、金沢21世紀美術館もだけど、この細い円柱が特徴的。
それがこの曲線美と見事に調和してる。

そして、これまで2つは柔らかな曲線美が特徴だったけど、私の中で元祖?クネクネ建築といえば、名古屋駅の前に建つ名古屋モード学園。
上2つのクネクネと違って直線的で縦方向だけどね。
新宿に建つ東京モード学園も個性的だけど、私は名古屋の方が好き。カッコいい!!

スパイラル、めちゃくちゃスパイラル!
これ、新幹線の車内から見たとき、すごっ!!って思って振り返って眺めてしまったもの。
設計は日建設計、施工は大林組。
ん?これって、スカイツリーと同じじゃない!
スカイツリーもある意味ねじれがあるよね。

こっちにも紹介されてる。

個人的には東京タワーのフォルムが好きだけど、スカイツリーは技術の進歩が伺える。
かといつて、東京タワーに技術がなかった訳ではなく、美術展で当時の建設の様子をビデオで見た時感動した!本当に東京タワーはとび工さん達が素晴らしかった!職人さんの技術の結晶!!
今は構造計算も図面もパソコンを使って設計者達が頭を、それこそひねって、設計して施工するけど、東京タワーの頃は本当に設計だけでなく、それを造り上げる職人さんがすごかった!
今とは違う感慨を覚える。

トラス構造繋がりなので貼っておくけど、本当にとび工さん、ありがとう!!!!!ってくらいだよ。東京タワーは。

そんなこんなで、くねくね建築物として紹介してきた建物。
どれもこれも、設計者と施工者あってのもの。
技術の進歩も素晴らしいけど、最終的には人。
人の可能性って素晴らしいと、なんのひねりもなく素直に思える。
そんなお話。

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