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新しい価値観と生き方

仕事の充実した日々から 
出産・育児という初めての日々へのシフト

毎日朝から晩まで仕事のことを考えていた過ごし方から
子供というかけがえのない存在に向き合うという過ごし方へ

真逆といってもいいこの過ごし方の変化
初めての経験ばかりで 
気持ちが萎えることや浮き沈みは激しかったかもしれないけど
それ以上に心の充実度は高まった

これまで仕事ばかりで 
ゆっくり過ごせなかった両親や友人との時間
何年ぶりかのこの時間が楽しくて温かくて。

自分が考えていたよりも 
この大切な人たちとの時間を自分は求めていたのかもしれない

仕事しか頭になかった私にとって
ここまで子供が産まれたことで両親を喜ばせてあげられるとは思ってなかった

人の幸せばかりお手伝いしていて
自分や自分の周りの人たちのことを蔑ろにしてしまっていたんだなと
改めて実感した

そして存在の大切さに気付いた時間でもあった

ただ やっぱり仕事をしたい・・・その考えは無くなることはなくて
育休の時間に勉強したり コミュニティに参加したり・・・
保活したり・・
なんだか 毎日アクティブに出かけていたようにも思う

ただ このブライダル業界での育休明けの復帰は 簡単にはいかない

育休明けにウェディングプランナーとして戻りたい
そう話すと 誰もが難しいでしょと言い
確かに ウェディング業界では最大手であった当時の会社でも
ウェディングプランナーとしてお客様を担当して・・といった仕事に復帰している先輩は 皆無だった

仕事は好きだったし 戻りたいけど
難しいのかもしれない 
無意識に自分でも諦めていたけれど
なんとかならないかなと 諦めきれない自分もいた

育休直前に働いていた店舗の責任者の人に連絡をとって会ってみよう
そして 時間をとってもらうと
私がどんなに頑張る、責任持って仕事はすると話しても
無理でしょ 子育てしながらこの仕事はと一蹴されてしまった。。

育休制度はあっても 
そこからの復帰のフローがまだ曖昧だった会社では
誰に話したらいいかも分からなかったし
頼れるようなロールモデルの先輩すらいなかった

保活に励みながらも 
戻れる場所がないんじゃないかなといった不安を抱えながら
過ごす日々が続いた

そんな時 以前お世話になった上司の方から
会わない?とメッセージが届いた

藁にもすがる想いで(笑)その上司に会うことに

戻りたいっていうその思いがあるんなら 頑張ってみよう
その場所は用意してあげる

嬉しくて安心して ホッとしたのを覚えてる・・
そして 復帰するなら 
こんな私みたいに不安に思う子たちが減るように
絶対頑張ろう そう決めた。

こうして 出産してから10ヶ月

2016年4月 ウェディングプランナーとして復帰


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