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2019.3.26「冬ごもりからさめた自ぜん」

2019.3.26

―――今日はなにする?
えをかく 大(紙) よこ

ピンク グレー 茶
きいろ ほそい(ふで)
グリーン はっぱをかく もうすこしこく

水いろ 大はけ 白 小はけ クリーム
いまのはけ うすむらさき
大たいしあがり

うすいオレンジ
そんなはずではない 水 なぞる
白 ほそふで

サイン こん
 
―――これはネコヤナギなの?

―――タイトルは?
「冬ごもりからさめた自ぜん」
虫もとりも花々も 春の日ざしでめざめたかんじ
人もそれをみてパワーをもらい
きぶんもあかるくなる。



2020年3月のカレンダーにこの絵を選び
タイトル「冬ごもりから醒めた自然」
コメント「たくさんの出会いに華やぐ気持ち。心躍る春。」



この日、山梨県立吉田高校放送部の部員さんたちが創作の様子を取材しに自宅へ来てくれた。後日、改めてこの絵についてこう答えた。

―――絵のことを聞いてみたいと思います。この絵はどんな思いで描かれましたか?「冬ごもりからさめた自ぜん」?

この絵はまずは今の季節というか時間の移り変わりということがベースにあって、でもそれは外を見たということではなくて 僕の心の中でこういう季節になって、それが僕にとっては こうやって実際に僕のことを取材してもらい僕の考えを聞いてもらえてということが僕にとってはとても嬉しいし新しい事でもあるので、それとこの花やこれから芽吹くという季節とがとても一致したのでこの絵を描きました。それととても大勢の方たちが来てくれたので色々な表情が見えて1つの花や1つの風景ではなくて、いろいろな花や色、形ということを皆さんとの出会いと重ねて考えました。
(2019.3.28 山梨県立吉田高校放送部-取材より)


山梨県立吉田高校放送部が制作したこちらの動画に、この絵「冬ごもりからさめた自ぜん」の創作風景が収録されている。




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