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司法書士試験実施日決定!今から本試験までにやるべきこと。


◆ 4月だと思って計画するのは間違い

本試験日が9月27日(日)に決定しました。
今7月なので、「今4月だと思ってスケジュールを立てる」というようなことを言う人がいますが、私はこの考えには反対です。
なぜなら、今は4月じゃないから。コロナで試験どうなるのかな?と思いつつ、4月から今まで、今年の合格を目指す受験生はきちんと勉強してきたはずであって、この約3か月の学習をいきなりリセットして、計画を考えるのはおかしいからです。

本試験がいつになるかわからなかったので、「最後の一周」のつもりで全科目の学習を進めてきた方はそれなりにいらっしゃるかと思います。
また、最後の一周ではなかったとしても、4月から今まで、何かしらの学習をしてきたはずです。
これらのような、今までやってきた学習を踏まえて、本試験までにやることは主に以下の2つです。
・全科目最後の仕上げ
・本試験シミュレーション

◆ 全科目最後の仕上げ

全科目すべてやる必要はありません。
この約3か月で勉強した箇所で、理解できているところはノルマから抜いてください。
司法書士試験のように試験範囲が多い試験では特に、
「できているところを外すこと」「できていないところに力を入れること」が大切です。

人によってやるべきことは変わってくるので、やるべきノルマを書いてみてください。

やることリスト作成→やる→やることがなくなったらまたやることリストを作成→やる、の繰り返しです。

※できているかどうか把握できていない方
この数ヶ月、お仕事や生活の状況が大きく変わり、あまり勉強できていなかった方もいると思います。
そのような場合には、7月中に模試等を受けて、一度力試しをして、上記の計画の指針にしてみてください。

◆ 本試験シミュレーション

7月〜8月の間に、模試・答練等で本試験シミュレーションをしてください。
今年はこんな状況ですから、自宅受験になる方がほとんどだと思いますが、なるべく本試験の時間通りに、必ず時間を計って問題を解く。
択一は本番どおりマークシートにも塗って、記述の答案は省略した書き方をせずに本当に書く。

このシミュレーションで、本試験での時間配分や問題を解く順番を最終確定しましょう。

また、今年の心配は「マスク」です。
地域によって新型コロナウイルスの感染状況は異なりますが、今年はマスクを着用して受験する可能性が高いので、模試等を受ける際には、マスクを着けてやってみましょう。
普通にしているよりかなり負荷がかかった状態になりますが、マスク着用でも落ち着いて本試験を受けられるように準備しておきましょう。

◆ 本試験会場

大阪会場は例年と異なる場所になりましたし、延期の影響で会場が変わっています。
行ったことがない最寄駅の会場になる方もいらっしゃると思います。できれば一度、会場に行くことをおすすめします(もちろん時間的に難しい方が多いとは思うのですが…)

◆ 気持ちを切り替えてやる

会場が変わったり、日程が変わったりと、不満になる方もいると思いますが、延期したのは誰のせいでもありません。
むしろ、コロナの影響で大学等も大変であるにもかかわらず、会場を貸していただけることがとてもありがたいです。

大変だし、不安もあると思います。
ですが、それはどの受験生も同じです。そして、受験生は試験に合わせるのが当たり前です。今からしっかり気持ちを切り替えてやる。きちんと準備して、本試験当日に実力を出しきれるようにやっていきましょう。

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