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我が子に合った育児法とは

ネットを検索すれば、山ほど育児方法が出てくる。
育児本も山ほどある。
育児にマニュアルはない。

「こういう育て方をすると、こうなる」みたいな本もあるけど
例え、みんなが同じやり方をしても
個性があるので
同じにはならない。
育児に正解はない。


先日、脳科学の発達段階を理解し、自己肯定感を高めながら親子で笑って育児ができる幼児教室を開催している先生にお会いした。何やら子育てメソッドも学べるらしい。うちに相談されるママさんたちは子育てに正解を探している方も多いので、きっと飛びつきたくなるのではないだろうか。

私は「自己肯定感」という言葉をお母さんたちにあまり使いたくない。
「自己肯定感」はとても大事だが、「自己肯定感」という言葉があるおかげで、自己肯定感が低いと悪い、高いと良い、みたいな風潮が生まれると思っている。


子どもは生まれ持った性格がある。


私は個性心理学を学んだことはないが、要は動物占いで持って生まれた性格を理解しましょうというもの。知っている方も多いと思うが、動物占いは四柱推命で、この四柱推命侮るなかれ、漢方学にも通じている。(私は年一回四柱推命鑑定をお願いしているが、四柱推命はすごいと思う)


息子が通っていた幼児教室はこの動物占いで子どもの素質を理解し、ひとりひとりに合ったレッスンをしていた。うちの長男は大人しく、次男はよく動き回る子だったので、この動物占いを知って気持ちが楽になった。

しかし、「コアラだから仕方ないよね」とか「チーターだから、これはいいよね」とレッテルを貼ってしまうこともあるので、偏りすぎは注意だ。

以前、個性心理学の方に男友達を繋いだことがあったが、
即座に初対面の友達の誕生日を聞きだし、
「あー、小鹿ちゃんね!」と言った時、だから何だよって思った記憶がある。きっと、いきなり「小鹿ちゃん」と言われた男友達も同じことを思ったに違いない。


うちの長男はコアラ。
しかし、コアラ関係なく、この人はこの人らしく成長をしていった。

素質学は知っておくと面白いし、役に立つが、そうなんだーぐらいで思っている方がよいだろう。

今はネットで簡単に動物占いができるので、それで十分だと思う。
血液型占いと似ているね。


言いたかったのは、子どもは持って生まれた性格があるということ。

同じお母さんから生まれて、同じように育ているのに兄弟の性格は違うことを当たり前だと思う人もいれば、当たり前に思えず悩んでしまう人もいる。

「発達障がい」という言葉が浸透しすぎてしまったのもあるように思う。

私があまりお母さんたちに言いたくない「自己肯定感」は、もって生まれた性格をありのまま認めていくことだとも言われている。

うちの長男は大人しい性格だった。
それが自分の幼い時と重なって心配だった。
(私はネクラで友達もいなくて、学校休みたかったけど母親に怒られるから休むこともできないっていう黒歴史があるからね。)
でも、ある時、長男と自分は別の人間なんだと気づいたときがあった。
そこから自分と長男を切り離して考えることができるようになった。だから、長男は私のレッテルコアラになることもなく、長男元々の素質を発揮して、自分らしく成長したんだと思う。

いまや、長男、大物的な性格になりました。

子育ては自分の思い通りにいかないものだから、
うまく子育てしようとしないことだと思う。

私みたいに考え込まないで子育てするのがいちばんなんだなと思う。

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