見出し画像

国産クロム希望の声が増えますように!

YAMAHAのグランドピアノCXシリーズ(サイズ展開1〜7まで有)
アメリカのUS YAMAHAではサイズ2のみクローム仕様で販売中
日本のYAMAHA掛川工場で作られている

イタリアのファツィオリ社がクローム仕様の
"シルバー"というモデルを世界初リリースして以来、
スタインウェイ社ベーゼンドルファー社ベヒシュタイン社
いわゆる世界三大ピアノメーカーと云われる
大手各社もクローム仕様を販売開始

しかし、クローム仕様の需要が少ない日本のYAMAHAは
当面クローム仕様CXシリーズ販売予定無しとの事
非常に残念也

US向けのC2XクロームがYAMAHA掛川工場で作られているのであれば
オーダーで作ってくれても良いのでは?と問い合わせたけれども
1人の希望だけでYAMAHAの巨大工業ラインをチェンジすると
ダメージが大き過ぎるのでダメだそうです

それでは逆輸入すれば良いのでは?と思ったのですが
更なるネックが...

USのC2Xクロムを逆輸入した場合
いつもお世話になっている 調律師さんによると
様々なデメリットが発生してNGとのこと...

①関税、運送料が嵩む
②US仕様のシーズニング(乾燥)は日本の気候(多湿)に合わない
③気候違う国のシーズニングはトラブル発生可能性が高い
④乾燥気候→高温多湿気候は変化に耐えきれず内部割れる可能性が...

世界三大ピアノ(スタインウェイ、ベーゼンドルファー、ベヒシュタイン)
そして ファツィオリ社工芸品と呼ばれているけれど
納入国に合わせたシーズニングを施すということはないとのこと...

一方 YAMAHAは 世界最大シェアを誇ることから
工業品と呼ばれているけれど
世界各国の気候に応じたシーズニングを施し納品するという
きめ細かなモノ作りの姿勢は 流石 made in JAPAN!と
誇れる部分でありましょう

個人的に金色という煌びやかな色が凄く苦手で...
いぶし銀といわれる 控えめな銀色に じわじわ心惹かれるのであります

しかし乍ら日本のYAMAHAの生産ラインにクロム導入が無い限り
自分の希望は実現しないことがよくワカッタ
音に関しては申し分無いラインなので とりあえず納得することにした

2017年6月末の情報によると...

スタインウェイ社の第2ブランド"ボストン"は
2017年が発売25周年という節目ということで
クロム仕様モデルGP-178が270万円(税別)で発売されたもよう...
ボストンは 日本の河合楽器が手掛けているので
ヤマハUSのC2Xクロムと同じような事案ですね...

ボストンGP-178: 奥行き178㎝
ヤマハC2X:奥行き173㎝

YAMAHA 掛川工場さん
需要少ないかも知れないですけど
CXシリーズの既存カスタマイズメニュー(木目色、サイレント仕様)に
クロム仕様 追加 キボンヌ!!!

自分の希望は 6月7日掛川工場の担当者 山中さんに話しておいた
意見は必ず工場の方へ伝えます とのことだったけれど
クロム仕様が 工場ラインに加わる保証は全然ない...

より多くの クロム仕様キボンヌの声が増えますように...

最後まで読んでくれて ありがとう!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?