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気が置けない人と紅葉を見る旅

私は学生時代割と誰とでもすぐに友達ができ、「啓子って顔広いね」とよく言われる人だった。

寂しがり屋だったので、とにかくひとりでいることが嫌いで、いつも誰かと一緒にいたいという感じ。

でも、いつ頃からか、気の置けない人としか一緒にいたくなくなった。

まず気の置けないという言葉・・・

おそらく反対の意味で理解している人もいると思うので、先に解説しておくと「気が許せる」とか「遠慮や気遣いをする必要がない」という意味。

間違える人が多いのか、文化庁のHPで解説していた(笑)

歳を重ねるにつれて、人に気を遣うエネルギーを消耗したくなくなったのだろうと思う。

今回、私が新潟県の清津峡に行きたいとずっと思っていて、そのツアーを見つけたのだけど、さすがにひとりで参加するのは寂しいと思っていた矢先に、30年来の友人から連絡が来て誘ったところ、旅行が実現した。

あいにく上記のツアーはすでにキャンセル待ちの状態だったので、自力で行くことに。

お互い気の置けない友達なので、まあ、しゃべるしゃべる!(笑)

1泊2日で移動中もず〜っと喋り続け、お互いのあったこと、思っていること、よくまあ話が途切れないなと思うほど、しゃべり続けた。

お互いを言う

お互いを聴く

上記、少し日本語がおかしいけれど、そんな感じ。

相手の話を聴くと、自分の言いたいことが出てきて・・・

それだと「傾聴」にはなっていないと言われるかもしれないけれど、お互い「他の人にはこんなこと言えない」と大笑いしながら、様々な話をした。

クリアリングというかカタルシス効果というか、スッキリ!

そして、思った。

このような気が置けない存在になるポイントは、「評価しない」ということ。

褒めることもしない。責めることもしない。

いいとか悪いとかなく、やっぱり

お互いを聴く

お互いを言う

なのである。

画像1

一番行きたかった清津峡トンネル

画像2

想像以上に良かった苗場ドラゴンドラ

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