減らした銀行口座とフィッシング詐欺解決まで

12月29日に8ヶ月におよぶ私のフィッシング詐欺事件が終わりました。

楽天銀行のデビットカード兼クレジットカードを使っていました。

2023年4月29日の深夜。
私の携帯に楽天銀行から次々とメールが届きました。その数15件。

全て見覚えのない支払い。
一件1500円〜3000円前後で計3万円くらいになります。
カードの利用明細はGoogle product……となっていました。

朝にすぐ楽天銀行へ電話し、利用停止にしましたが運悪くVISAまでデータが飛んでしまい支払いが確定してしまいました。
過去に楽天カードで不審な詐欺に遭い、これまでに約10年間に3回カードを変えています。
毎度、楽天から返金があったので今回も大丈夫だろうと思っていましたが。
楽天では止めることができなかったようで、データがVISAにまで到達し引き落としされてしまいました。
フィッシング詐欺となり事態は悪化していきました。

6月、詳細を手書きしアンケートに答えて郵送。
7月、アンケートに対して電話での回答。
8月、電話での回答に対して返金できないと判断されました。

7月の電話回答で、私がプライベートなデータを携帯に保存していたことが返金されない理由でした。


しかし返金されない理由は、詐欺の直接的な原因かどうかの証拠はないのです。


すでに時間と手間がかかった末、返金されるのかと思いきや、一円も返ってこない事実を受け止めることができず、私と旦那さんはカンカンに怒り電話担当者さんに激怒しました。


もちろん怒りをぶつけても、ロボットのように「規約」や「規定」の言葉を繰り返されるだけで、相手にされません。


「まさか⁉︎楽天が詐欺⁈」


こうなると、もう一体誰に騙されているのかわからなくなり、だんだんと人間不審になるんですよね。。。

泣き寝入りするしかないのか…と諦めかけましたが、まだ何かできるかもしれないとズタボロになった精神力を振り絞り市役所へ相談しに行くことに。

9月、市の消費者相談室へフィッシング詐欺の相談をしに行きました。
10月、Googleへ返金の申立てをする。
12月、手数料一万円が引かれた約2万円が返金された。

楽天からもGoogleに返金請求申立てができると言われていましたが、手数料が合計で一万円かかると言われて判断できずにいました。

市役所に相談したらそうするしかないと気付き手続きを進めて、やっと最近入金が確認できました。
全額、満額ではない返金で3分の2しか返ってきませんでしたが、泣き寝入りせずに戦ってよかったと今では思っています。

ざっと振り返れば簡単な話ですが、過去最長期間に及ぶカード詐欺事件でした。
年末に終止符を打つことができました。


とても長かっただけでなく、精神的にも疲れました。

今まで楽天のヘビーユーザーでしたが、これを機に楽天カードをやめ、楽天での買い物をやめたら、余計な買い物をしなくなりました！

今までポイントに振り回されて買っていたこともたくさんあったな…と気がつきました。
現在はAmazonで買い物しています。

クレジットカードを2枚所持していましたが、1枚に減らし、リスクを軽減することに。

財布の中がスッキリしたし、1枚に集中的にポイントも貯まるし一石二鳥です。

現在、楽天銀行をやめる手続きに入っています。

お金のことは面倒でつい後回しにしてしまっていました。
そのツケがカード詐欺だったんだろうか…

思い返せばとても痛い目にあった2023年でした。

今年は良い年でありますように。(笑)