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机上のスペース

職場での気づき

机の上が片付いていて、スペースが空いている状態のとき、わたしは余裕を感じることができる。
反対に、机の上に書類がどさっと置かれていると、一瞬時が止まる。

わたしの職場では、事務用の机が他の先生と横並びになっているので、ときどき隣の先生の書類が私の机の上にのっていることがある。

昨日は、そういったことが2回ほど続いた。

言葉では、「いいです、いいです、使ってください。」という。

だけど本当は、自分のスペースを侵食されている感じがして心地がよくない。そして、その心地悪さを注視するのではなく、存在を受け止める。

不思議だな。自分の土地でもないのに、
自分の場所だと主張したくなる机の上。
あらかじめ、一人一人に割り当てられたものだからそう感じるのかな。
そう考えると、
みんな、スペースがほしいんだな。
みんなが求めているスペースを、私が提供できているんだな。

わたしの机の上にスペースがあればあるほど、
みんながそのスペースを有効活用してくれるんだな。

それはそれで、喜びを感じられる出来事だ。

この出来事のあと、先生たちとやってみたいワークを思いついた。
各教室や学校をオンラインでつないで、
それぞれの先生に、チェックインしてもらった後、
教室や職員室の中にある「落ち着きグッズ」を探してもらう。
その先生にとっての癒しのグッズや、大切なリソースにつながるもの。

そういったものを紹介し合った仲でチームを組めたら
互いの違いを今よりももっと尊重して、相手のことが好きになれるような気がした。


ここまでの流れの中で、SEE Learningの9フレームワークを使ったポイント

②Self-Compassion 自己受容
・心地悪さを注視するのではなく、存在を受け止める。
⑦Appreciating Interdependence  相互に関連する性質を理解
・みんながその領域を有効活用してくれる