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冬至を境に 右の奥歯の痛みからの気づきと手放し

時として、体の痛みはメッセージ。
その痛みが激しければ、それは強いメッセージだと思います。


この悲劇の痛みは、、デンマークに来て3ヶ月目を迎えようとする頃に始まったのです。
もうそれは頭が割れそうなほどに恐ろしい痛み、、というのが突然始まって

私、死んじゃうのかな?

と思うと、恐怖感が襲って来ました・・・。

時々、夜の12時を過ぎた頃にこの痛みが現れて
毎晩のように
「今日は大丈夫だろうか?」と不安にもなってしまいました。

痛みがない時には、そのことを忘れることもでき
全然普通に過ごせるのに、
痛みが出ると、、ああ!神様!!こんな辛いものが夢だったらいいのに・・・!!と心が叫ぶ・・・。


とうとう歯医者へ・・・


見るにみかねて、パートナーが歯医者を予約しようと提案してくれました。

最初は、いやいやいや、、待って。と・・・抵抗する私。。
私の日本のかかりつけの自然系の歯医者さんがいて、私にとってはそこだけが救いでしたから、そこに連絡して聞いてみる、と言い
スカイプで電話をかけ、メールでやりとりしたりしました。

”温まったり、寝る前など、副交感神経が緩む時に痛みが出やすい”ということなので
毎晩0時を回ると痛む、、というのは納得でした。
あまりに脳に響く痛みだったのでどうなのかと思ってたのですが、
”痛みで死ぬことはない”ということは先生に確認して、少しほっとしました。

「歯の神経が落ち着くまで、砂糖を摂らないで食事に気をつけながら口の中の状態をうまく管理して、痛みが出た時にはミネラルの入った自然塩も助けになるし、冷やすのも落ち着く。それで様子を見てみてください。」と言われ、様子をみてみることに。麻炭パウダーと塩を混ぜたペーストを頻繁に塗るようにして過ごすことで、かなり痛みが落ち着くので、
一度落ち着いてきたような気持ちになってきました。

ところが、、また痛みが激しくなりました。とにかく体があったまると激しく痛むのです。楽しいアフリカンダンスへ参加したのに、その後にすごくすごく痛みが出てしまって、悲しすぎました。


とにかく
歯の痛み=虫歯  という私の認識だったので
やはり直したところに問題が起きて、虫歯が進行してしまったのかな、、と思っていたので、一体何が起きてるのか、、?

とうとう、近くの歯医者で診てもらうことに決意しました。
外国で歯医者、ってとてもドキドキします。日本だったら細やかで丁寧で、日本語だから安心ですが、日本に何度帰ろうかと思ったことか。。でも、とにかく何が起きてるのか診てもらうだけでも!と。

レントゲンを撮ってみたら、虫歯はありませんでした。
ただ、歯茎のところが黒〜くなっていて、、、腫れていないし、膿んでることもないのに、何かが起きている!!
”噛み合わせが悪くなってるので、ここを調整して
また1ヶ月後に様子を見てみましょう” と。

突然、歯の高さを調整するために削られました💦
”わー、、怖いよ〜”とちょっと心にありつつ、虫歯治療ではないだけマシ、、と
我慢して、次の予約を取りました。


ストレスが原因だった!?


原因は、”ストレスからだろう”とのことでした。

デンマークに来て、私はそれほどまでにストレスを抱えてたのだろうか?
こんなに楽しくて、こんなに幸せで、みんな優しくて、、、
デンマークに来れたこと、エコビレッジに楽しく滞在しているありがたさ、
パートナーとの出会い、娘も色々なことを乗り越えながらも学校に慣れ、
楽しく過ごしていることを思うと
私は幸せ者としか言いようがない状況なのに。

大きな幸せの一方で
私には大きな課題がまだまだありました。

まだ自分のビジネスを一人で背負いこんでる感があったし、
とにかく仕事をスタートできるようにビザを取る必要があって
そのためには起業するための審査が通らないといけないものがあったのだけど
結果はいつもかなり後から出るので、なかなか見通しも立たなかった。

とにかくできること・・・可能性を信じて
友人に助けをいただきながら
未来に向かって何かを一つ一つ形にしながら
小さな道を見出していく・・・という
先など何も見えない中を歩んでいく、という中にいた。

そんな中、ビザの期限が迫っていたり
日本でのビジネスの方の色々な作業があったり
日本から送った荷物が、デンマークの郵便局のミスなどが重なって
2回も日本に送り返されるという事態も起きた。

少しでも仕事を進めたかった私は、ショックが大きかったし
一体私に何が起きているのか・・・? 全てが必要な体験として起きてるとはいえ
4ヶ月経っても一つも荷物を受け取れず、サンプルさえも友人に見せることができなくて、
私がデンマークにいながら、先に進めないストレスや
表現することが機会をもてない日々を過ごし
何をしてるんだろう・・・という焦る気持ちが湧いていたのかもしれない。


日本でお世話になってた整体の先生に連絡


ちょっとストレスで噛み合わせがおかしくなって、歯に異常が起きてるだけと思っていたのだけど、歯の高さも調整してよくなってきたと思いきや
またまたたまらない痛さで目を覚ましました。

それも毎晩うなされるようになりました。
時には夜中に数時間眠れなくなり、、寝不足になり、まるで毎日陣痛を経験しているような気持ちでした。
昼間の明るい時に昼寝をして、バランスを取りましたが
こんなの続けられない、、というところまで来てしまったのです。



いや、、待てよ。。ちょっとストレスって、一体何のストレス??
私の何がそうさせてしまったんだろう。歯に異常があるのではなくて、私が異常な状態だから、歯に現れててるだけ。歯だけではなく、体全体をバランス整えないと!!

もう極限に耐えられない程の状況になり、なかなか自分ではどうにもできないと認めることができ、、(もっと早くから助けを求めたら良かったのだけど、これも私の癖ですね)
とうとう前田整体のユニちゃんに連絡し、事情を説明。

遠隔で診てもらいました。
するとこのようにお返事がありました。

感じてみたら、右足の甲の親指と人差し指の間、手の合谷、胸椎9番右三側、腹部第5です。

義務や責任、一人でやろうとする、肩肘を張る、握りしめる、 喰いしばる 色々、愉氣して、最後は右ほほ骨の下、そしゃく筋を愉氣しながら、「一生懸命生きてるね。そのままでいいよ。大丈夫!」と声をかけて終了を。

三日間寝る前にしてあげてください。ユニちゃんは今と思ったときに手当を続けますね。三日経ってもまだ痛みがあれば、また連絡ください。

手放せないこともすべては生存本能が今までのけいこさんを守るために変わらないようにしていたものです。 誰かに言われたくらいで変わってしまうようなら、生命は守れないので、今まで一生懸命に変わらないように働いてきてくれたのです。これもまた生命を守るためのシステムです。 まず、生き残るためにはそのようにしか生きれなかった自分に最大の愛情とねぎらいを💕

ということで、遠隔でのお手当をしていただきました😭
そして、パートナーもその箇所を手当してくれ、
自分でも手当をしました。

この歯の痛みは、
今まで自分を守ろうと必死でしがみついていたことを
私に本気で手放すために
究極の痛みとして表していたのです!
さすが冬至に向かって、人生の課題を
これでもかというくらいの経験として
私へのギフトを与えてくれていたのです・・・

そこから毎日、これらととにかく向き合い続けました。


①しなくちゃ、を手放す


私には常々
社会的にちゃんとしなくちゃ、と
似合わないのに、ちゃんとしようとお尻を叩いたり、ジャッジする癖がついてしまっていました。
正解か間違っているか、、大丈夫か間違ってるか、、

スピリチュアルを学べば、全てに間違いなどない、ということなのだけど
どうしても、昭和を一生懸命生きてきた私などは
ニョキっと顔出します。

この次元の感じがどうも抜けられなかったようです。
よりよくしたい、という気持ちから
正しい方を選びたい、間違いたくない、遠回りしたくない、、、

安心と信頼がベースにあることがとても大切なのに
正しいことを選ぶことから、安心が手に入ると思ってしまってるけど
実はそれは反対。。

安心していれば、自然と正しい方を選ぶのです。




自分を信頼して
踊るように生きれば
魂の喜び全てを生きることになる



・・・と頭でわかっても
恐怖や不安がにょきっと顔を出すと
咄嗟に体が反応してしまう。それが人間なので
ゆっくり、ここと向き合ってい来ました。

”・・・しなくちゃ”という気持ちを手放すために
歯が、私に心底覚悟して決断する機会を与えてくれました。


②大丈夫。ただそれを信じる。

大変そうな時も、とにかく大丈夫。(知らんけど!)っていうのが
真実で
ただそれを信じるために、疑いを解放し、信頼を試されているようでした。

焦る気持ち・・・本当に必要がない!
でも焦る感情が出てくる。それを眺める。
「そうなんだね。大丈夫だよ。」の繰り返しを伝えました。


③自分を許す。全てを認め、受け入れる。

これも簡単によく聞く言葉なんですが
私は、それなりに自分を許していると思っていました。

ですが、自分を見つめ、感じ直してみると
”結構、私って自分に厳しいじゃん!!”ということを否めない感じでした。

そこで、そのまま認めてあげることをしていきました。
厳しいのは事実としても、それすら感じてる自分を許せない、それもまたジャッジにジャッジで輪をかけていて。

これがなかなか手強かったのですよ😭
痛みを感じ悶えながら、、許そう許そうって唱えても、全然許せないんです。
そこに焦ったりして、ぐちゃぐちゃでした。

だけれど、、そうかそうか、そうなんだね。。
痛いなぁ、、意味があるなぁ、今向き合えてることが喜びだなぁ。
今こんな機会をもらえてるなんて!!なんて最高、、

そんなふうに思い始めたら流れが変わっていったのです。
いつの間にか、そんな自分も人間らしくてオッケーみたいに。
向上心は変わらないけど、これはこれでいいか、って。


④何がしたい?と自分に尋ね、したいことをする。

何がしたいのか、色々なことがあるとついつい自分の気持ちが後回しになってしまって、自分がしたいことがわからなくなってしまいますよね。
私はけっこう繊細に人のことがわかってしまいすぎて、人に気を使ってしまいがちなのです。だから、人の気持ちを聞いてあげているうちに自分のことは後回しにしてしまうのです。

自分の喜びのことをしないことに、魂は泣いているのです。
それでも理由をつけてはできないまま1日が終わる。いろんなハプニングの対応をしてたら、それで終わる。そんなふうにいることで魂の悲しみが、体に現れました。


とうとう良い兆し!!変化が起きた!!


3日経ってもまだ痛みがあったのですが
5日目になって、、あれ?? 突然、何か大きな変化が起きました。

”痛みが起きなくなっていってる〜〜!!”

とっても嬉しくなり、もちろんユニちゃんに報告しました。
あとは自分の手当てで、治ることができそうなくらいのところまで来た気がしますし、全く感覚が変わったのです。

正直、、本当に、、、ほっとしました。そして数日後に迫っていた次の歯医者の予約をキャンセルしました。


実は、焦る必要などなかった・・・。


大きいところから視界を広げてみたら
全てが必要で起きていて、全てが素晴らしい
それを知るために全てが起きている・・・
進まないことは進まない
進むことは進む

ただ自分を信じて、宇宙を信頼して
踊るように過ごしていたらいい。

踊るように
しなやかに
委ねて生きていく

それを教えてくれたような気がした。

痛みは罰?お仕置きなのか?


痛みが強く、本当に痛すぎて、、、その波が1日に何回もやってくるようになり
何のお仕置きか?とか、何を間違ったのか?と堂々巡りになりそうなくらい辛かった日々。
それでも、痛みが出るたびに、デトックスのいい機会と思い
常に向き合ってみることにした。

向き合い、受け止める。向き合い、受け止める。

もう何度でも何度でも、波がくるたびに、自分を認め許し、手放し、信じるというワークをしていました。こんなにスパルタ?と言えるくらい1日に何度もできるのも、こんなチャンスは人生になかなかない!って思ってしまいました。

いつの間にか、感謝に変わり、、そうこうしているうちに
歯の状況は大きく変化して行きました。


身体は素直

私の体は素直なのです。とても。そのように感受性を高めておくと
大きな病気になるよりずっと前に、違和感を感じ、自己治癒力の調整が入ってストップがかかります。

今回は右側の胸椎の9番三側のところに異常がおきやすい体の癖があって、我慢が最終的には強く噛むように頑張りすぎてしまってた。
今回、体の右半分が本当におかしく捻れていって、もうどうにも戻れないような究極の防御と緊張状態でした。

それでもそれでも古い自分を守りたい、変わらないように守り続けようとする私のマインド。今まではそれは必要だったんですが、もう本当の自分に嘘をつくなんて無理!という時が来たんですね。

けれど、魂はもう自由になりたがっていて、時がきたことを知らせました。
それは痛みとともに。。

魂との約束

私が本当にしたいこととは?

私がしたいことは、、、歌とダンス。メッセージを歌に乗せて歌い、
ダンスを通して、全てを表現していきたい。
Planet Dance は何より私の源と関係している大切なこと。

ウェアはそのためのウェアを作っているのかもしれない、とも。
そして日常から自分のウェアを着ることで、私は整い
感受性を豊かに研ぎ澄ませて、それが歌とダンスとして表現になっていくのです。


今まではできなかった。だけれど、これからはしていこう。
魂が求めていることだから、それを純粋にfollowしていこう。
そんな宣言を潜在意識に伝え
この痛みをもう一度繰り返すことなく、心のままに生きていこう。

また癖が出てきたら、何度でも手放していく。
そうやって ひとつひとつ
私は宇宙の螺旋階段を上がっていっているのだと思います。

全てが完璧であることに喜び
感謝しています!!


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