断脚後の様子
骨肉腫を強く疑うと診断された10歳半のフレンチブルドッグの断脚後の様子です。
2023年7月3日 右前肢断脚手術
7/8 退院
7/9(断脚後6日)
物音が聞こえたので急いでリビングへ降りるとカルビが転んでいた。その後も立てない。バランスを取るのが難しいのか…他のどこかが痛いのか…心配。
トマトをあげようとしたら立ってキッチンまで来た。良かった。息が上がるのが早いのはやっぱりバランスを取りながら動くのは以前より疲れるのかな。
今までの場所ではトイレがしにくいのか、今までしたことのないところにオシッコをするようになった。方向転換がしにくいから、狭いところに行きたくないのかも。とトイレをどうしようか考えていたら背後で物音。一人でソファに飛び乗っていて声出た😂おまえ…その足でも乗れるのか……
考えても仕方のないことだけど、不便そうな姿を見ているとこれで良かったのかわからない。
父からの電話を泣きながらとった。昨日はまったくそんなことなかったのに、今になって涙が止まらなくて困った。
7/9
トイレ側の扉を開放したら今までのトイレの場所でオシッコできた。えらいね。
7/10(断脚後7日)
リビングを開けるといない。どこへ行ってしまったのかと慌てて探したら死角に丸くなっていた。少し震えている。朝イチは自力で立てないのかもしれない。下になっていた方の脚が震えている。しびれか?
7/10夜
やっとうんちできた!やっぱり前脚で支えられないからうまくしゃがんだり踏ん張れなくてなかなかできなかったみたい。ちょっとずつ慣れていこうね。
お気に入りのおもちゃで遊ぶ時、切ったはずの右前脚を動かしてるのがわかる。切ったところの筋肉が波打ってる。神経は繋がってるから、動かしてるつもりなのかな。
7/11(断脚後8日)
今朝はトイレの痕跡と、開放してるのに珍しくケージの中で寝ていた。下が固い方が立ち上がりやすいのかな。それとも暑い寒いの問題か。リビングをドアを開けたらエアコンの届かない玄関で落ち着いたから寒かったのかもしれない。
7/11
仕事が長引いて遅くなってしまった。
ケージの中で寝てたけど、私に気付いたら素早くキッチンまで来てトマトの催促をした。少しは体の使い方に慣れてきている感じがする。
7/12夜(断脚後9日)
断脚した直後はタプタプだった箇所、だいぶ腫れが引いてきている。水がたまってると感じるのは5.6㎜程度のタプつき具合。4日後にはもう抜糸だ。
7/13(断脚後10日)
今朝は珍しく和室にいた。和室にいるのを見たのは初めてだった。やっぱり寒いのだろう。寝る前は設定温度を上げるようにしよう。
小回りがきかないからその辺はやっぱり大変そう。ご不便をおかけします。
7/14(断脚後11日)
パソコン台の下で寝ていた。昨夜は温度を上げてみたけど、あんまり関係ないのかな?下が硬いから下になっていた脚が痺れてフラフラしていた。これも加齢の影響だろうか。
ケージ内を汚しちゃったので拭くためにマットをどかしたらそこに勇んで入ってったカルビが盛大にすっ転んでた。やっぱり重心が左前脚だけにかかるから滑るところは歩かせられないな。
7/15(断脚後12日)
断脚したところの腫れが引いてきたせいか、無いはずの右前脚を動かそうとしていた時の動きがわからなくなってしまった。腫れが引くのはいいけど、少し寂しい。前脚があった証が無くなってしまった気がする。
自分の足元を見て、「あっ無い」って顔してるんだ。
7/16(断脚後13日)
抜糸してきます。
腫れも引いて縫い目がかなりはっきり見えるようになっている。
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断脚しても肺に転移していたら余命はあと半年弱。
長く生きてほしいというよりも、最期までいつも通り過ごしてほしい。
もう高齢期となりますので、これ以上の治療は体の負担を考えてもうしない、が私たちの決断です。ご家庭によって様々な形があるかと存じます。ゆっくり話し合うことが大切だと思います。
結論からお伝えすると、脚を一本失っても犬は元気です。
我が家の場合は右前肢の為、二等辺三角形のように脚を置き3点でバランスを取って立っています。
痛みのある子だったら、むしろ断脚後の方が痛みから解放されて元気になるケースも多いとのことです。
かかった費用や日数等、参考にしてください。
骨肉腫という言葉を聞いてから断脚まで、32日間でした。
2022年12月23日
数時間びっこ引いて歩くもすぐに症状が無くなり、病院でも特に処置無し。
2023年5月30日
動かない。立たせようとしても立てない、右前脚びっこ引く。
かかりつけの動物病院でレントゲン撮影、骨肉腫の疑い⇒高度医療センター紹介
お会計:レントゲン撮影、痛み止め注射、薬処方等で2万
2023年6月11日
高度医療センターにてCTスキャン、生体検査⇒今のところ目立った転移は見られない。
お会計:全身麻酔、CT、生体検査代等で21万
2023年6月21日
生体検査の結果、悪性腫瘍である可能性が極めて高いと連絡が入る。
2023年7月3日(前日夕方にお預け)
断脚手術。
2023年7月8日
退院。
お会計:手術、入院代等含め約38万
2023年7月16日
抜糸。
断脚した細胞を調べた結果、やはり骨肉腫でした。
お会計:抜糸代等含み訳3800円
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2024.03.01追記
反応をいただいた皆さま、ありがとうございます。
その後は現在も転移は見受けられず、痛そうなそぶりも咳もありません。
宣告されていた余命期間も過ぎ、穏やかに過ごしています。
しかし、2023年12月(11歳)から呼吸が辛そうであまり動かず、12月下旬にかかりつけ医で診てもらったところ心臓病を患っていることがわかりました。
これは骨肉腫とは関係無く、発症してしまったものです。
突然死の可能性が非常に高いと言われました。
幸い処方された薬がよく効き、二ヶ月経った今も頑張ってくれています。
あんなにガツガツ食べていたドライフードも食べてくれなくなり、焼き芋やミニトマトをなんとか食べてくれる状態です。
色々な機能が低下していることを日々実感させられています。
最期まで向き合って受け入れます。
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