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義兄の死から5か月、脱皮&変化の時‼

5年振りの日本をし、アメリカの
LA空港に戻った時、夫DAVIDの
兄(スティーブ)の急死を知り、
ただ信じられない現実にずっと
ショックが続いた、私達の2月。

義兄の妻(クリスティー)の誕生日
はバレンタインデーで、結婚して
ずっとスティーブと一緒に祝ってた
はずのその1日は、兄嫁にとって
1人で過ごす初めての時で、とても
辛いだろうと察した私とDAVID。

バレンタインデーの彼女の誕生日、
私達はサプライズでアリゾナから
フライトに乗って訪問し、数日間
一緒に過ごした。

クリスティーへバラのギフト

一緒に暮らす次男と末娘は、クリ
スティーの大きな喪失の支えには
なってるが、妻として一人自宅で
過ごす時間が長いリタイアライフ
は最低でも1〜3年、またはもっと
長く長く、夫の急逝のココロの
癒しに時間がかかるはず…。

リタイア後にスティーブと一緒に
歩いた朝のお散歩道を3人で辿り、
思い出のある道を歩いたり、ただ
座ってクリスティーの話を聞いた
り、ココロの内をお互いに正直に
シェアし合った。

涙も笑顔も悲しみも全て、正直に
オープンにシェア出来る私達の
過ごした時間はとても大事だった。

元々看護婦だったクリスティーは、
突然夜中に倒れたスティーブの
容体急変の際、病院の同僚や仲間
達のケア・サポートもあったと
話してくれた。

悲しみと向き合う

でも死後の解剖でも、根本原因を
医師達は特定できず、原因不明
で亡くなった現実はクリスティに
とってはまだまだ受け入れがたい…。

「なぜ?」と急遽の原因を知りたく
なるのは、妻として当然の感情だが、
もうスティーブはいない…。

1ヶ月しかスティーブの死から経っ
ていない、クリスティーにとって
「なぜ急に?」と様々な思考&感情
がココロに渦巻く様子だった。

40年以上も一緒に暮らし、夫であり
父であるスティーブと長い時を過ご
したクリスティーにとって、まだ
急にいなくなったスティーブとの
時間に気持ちが追いついていない。

ココロのケア

私もDAVIDもスティーブの急遽で、
まだ現実味がないので、ココロが
固まったショック状態から、受け
入れなきゃいけない現実だと、
スティーブのいない自宅訪問で
やっと理解し始めた。

クリスティーと、亡きスティーブの
思い出がタップリ詰まった部屋は
まだ義兄の衣類や靴がそのまま
遺されていて、まるでまだ生きて
る様だった。

「若くして、こんなに突然亡くなる
理由が分からない…。」と、これから
二人でリタイアライフを楽しもうと
してた時だったので、突然死に納得が
いかないのは当然の感情。

喪失の悲しみを受け入れて、日々襲う
喪失感や悲しみを生きる力に変える
には、まだまだ時間が必要な時。

葉っぱの命

突然スティーブを失った息子2人や
末の娘さんは、急に父が消えた現実
に、ポッカリココロに穴が空いた様
に感じていただろうと、私は強く
感じた。

泣こうがわめこうが、スティーブの
カラダはもうこの世にない。

スティーブとクリスティの生前の
約束でスティーブのカラダは火葬に
されて、遺灰を家族でシェアした。

家族の死や大切な人の突然死は、
とてもSPIRITにとって重要な学び
がある。

私も曾祖母や祖父、祖母が亡く
なった様にいつか、私のこの命が
尽きる現実を知った21歳の時から
私の人生テーマは「生と死」だ。

死の受容プロセス

DAVIDと2012年に結婚して、今年
12年目だがお葬式に出る機会が、
とても多かった。

お葬式は自分の生き方を見つめ
直させてくれる、とても重要な
人生のレッスン。

毎日昨日の続きに今日があると
思いがちだけど、いつか私も
必ず死ぬ時が来る。

死は生の一部であり、肉体の終焉
は合っても魂は永遠と信じてる私
は、私にとって恐怖の対象じゃない。

自然界

「死後の世界って最高だよ!」
「なぜなら、行ったら誰も帰って
来ないから」と言う話があるが、
私は明日死んでも後悔のない様、
今日を大切に生きようと思う。

DAVIDが仲の良かった兄スティーブ
の喪失で、一番悲しみに暮れてる
時、私はスリランカに3ヵ月間、
1人旅へ行って来た。

このプランは2022年夏に決めた私の
Spiritualジャーニーなので、DAVID
はそれを理解し、「大丈夫だから、
行っておいで…」と涙しつつ私を
送り出してくれた。

3ヵ月ぶりにDAVIDのいるアリゾナ州
ツーソンに戻ると、DAVIDのカラダと
ココロは崩壊しかけていたが、2週間
一緒にいただけで、もう大丈夫!

玄米サラダご飯

お野菜中心のヒーリングになるDIET
(健康的な食習慣)で私が、DAVIDを
内から整えて、プロとして身につけ
た足技の整体マッサージで、彼の
肉体の痛みは何とか回復したから。

3ヵ月離れ離れで、お互いに自分の
肉体やココロと向き合った時は、
私達夫婦の次のステップに進み、
来年の新たなページを開いた。

5月から毎日一緒に過ごす時、離れ
離れの時を埋めるかの如く、夫婦
会議が続いたこの2週間。

12月に日本に2週間過ごし、その後
出逢ったタイのサムイ島を訪れ、
スリランカとインドへ2ヶ月ずつ
過ごし、アメリカと6カ月離れる
予定。

サムイ島・タイ

私達の目指すノマドライフへの
第一歩を始めるワクワクに、今は
毎日出来る準備をコツコツ続ける。

LOVE溢れるDAVIDと、ただ一緒に
いるだけで幸せだし、今日も愛し
愛されるパートナーと過ごせる
結婚生活は、第二の新婚生活みたい。

DAVIDの存在そのものにココロから
感謝を伝えるようと、日々の私の
手料理とマッサージ等でちゃんと
伝える歓びに溢れてる。

物質レベルじゃなく、SPIRIT(精神)
レベルで私達の繋がりの基礎は
ココロを整える毎日、夕食前に
習慣にしている瞑想タイム。

夫婦で瞑想

「人生、山あり谷あり」どんな山も、
谷も、激しい荒波もDAVIDと一緒なら
サーフィンみたいに、サクッと一緒に
乗り越えられそう!

結婚は私達の人生の本当のスタート。

自我の意識を越え、エゴの考えを
出来る限り手放して「I(私)」とか
「YOU(あなた)」の意識を越えて、
「WE(私達)」の意識で生きて、
これからもお互いの内なるLOVEを
育てるのが私達の結婚生活。

去年より今年、昨日よりも今日、
自分の中のLOVEを拡大させる
意識と行動の工夫がとても楽しい。

天国に先に逝ったDAVIDの父母、
スティーブが私達を空からそっと
見守ってくれてると感じる。

クリスティー&スティーブ(メキシコ・カボの旅)

「命ある限り、自分らしく楽しく
人生を楽しめ!!!」と私達を
ココロの中で支えてくれる。^^

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