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支店での成長の日々

さて、支店に飛ばされて、リアルに枕を濡らし
へこんでいましたが、
今思うと、これは転機の1つでした。

本店は、監視カメラがついているんじゃないか?
というくらい、本社に見張られてる感があり、
当時の店長は赴任したてで、先輩達の言いなり。

スタッフも多く、お客様の取り合い、
売り上げの取り合い。
新人の私は、そこに入り込む勇気はなく、
先輩のフォローに回る日々でした。

単価の高いブライダルの接客も、
新人にはさせてもらえず、
売れない毎日。
一日中店頭に立って、
1000円しか売り上げがないなんてザラでした。

でも、支店だとスタッフも少なく、
更に朝晩だと1人体制のことも多く、
接客回数が断然多くなります。

店長も、中途入社で他社で経験のある方だったので、
今の会社の枠に囚われていないやり方や、
考え方を知ることが出来ました。

ここで、ようやく自分で本を読んだり、
調べたりして知識を得る、という事の大切さ。

そもそも、どういう事を学べばいいのか、という事を知りました。

同僚も、そこまで社歴に差がなかったので、
お互い切磋琢磨して、
接客技術を伸ばしていく事も出来ました。

そして、半年程で支店で一定の結果を出す事が出来た私は、
濃い人間関係にちょっと疲れ始め(笑)
本店に戻りたい、という気持ちが出てきます。

人事部長に話がいくと、「ゆっくり話そう」と
時間を作ってくれました。

余談ですが、そこでのことを、今でも反省していて、
私、聞かれたことに答えるくらいしか出来なかったんです。

今なら、
本店に戻って、こんなお客様と出会いたい、
こんな接客がしたい、こんな商品を扱いたい…

沢山話す事があるのに、
まだまだその時は受け身でした。

でも、部長は私の気持ちを受け止めてくれ、
私を飛ばした上司も、本店の担当じゃなくなったので(笑)
戻れることになりました!

前出の理解のない彼氏とも別れ(笑)、
そこからは、絶好調の日々となります。


続きます

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