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CLIPSTUDIO 花火画像のきれいな作り方を(購入者向け)

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人物の絵

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花火の画像

背景

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人物の絵(背景は透過・塗りなし)と、花火の写真、背景を用意します。人物の絵以外は花火パックに入っています。

作成方法は、単純に言ってしまえば、背景と花火の画像をレイヤーで合成するだけです。合成は比較(明)が一般的です。

花火と人物だけでも合成で絵は作れますが、写真という性質上、花火の背景は黒ですので、そこをイラストらしく柔らかな色にするために、背景画像を合成します。合成は比較(明)合成でいいと思います。覆い焼きカラーでも鮮やかさが際立ちキレイです。


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比較(明)合成

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覆い焼きカラー

↓こちらが、レイヤー構造です。花火写真に比較(明)をかけるだけですので合成自体はカンタンです。

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覆い焼きカラー


花火のレイヤーの上に効果レイヤーを設置し、ブラシで効果を付けると出来上がりです。

効果なしhanabi1



花火の写真をイラストの雰囲気に合わせる調整(おまけ)


花火の写真だと線が細くキツイ印象があるので、絵的になる花火のぼかしかたを少し説明しておきます。()は下にあげたレイヤー構造の名前と対応しています。

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① 花火の写真画像(0)をレイヤーで1枚コピーする(A)

② コピーしたレイヤーをラスタライズする(A)

③ ラスタライズした(A)の画像を【編集】→【色調補正】で彩度・明度などを調整し、イラストに合うようなカラーにする。

④ 調整した(A)画像をレイヤーコピーする(B)

⑤ (B)の写真画像に【フィルター】→【ぼかし】からぼかしを入れる。

    

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↑左が(A)右が(B)   調整後の画像です

⑥(A)と(B)をレイヤーで比較(明)合成

(A)と(B)を比較(明)合成し花火を完成させ、今回はさらに(B)と背景も比較(明)合成しています。

(0)の元データは見えないようにします。削除しないのは元データを参照したいときのためです。

少し色味が鮮やかになり、絵になじむほわっとした画像に仕上がりました。↓

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全体としてのレイヤー構成はこんな感じです↓真ん中のところが花火の合成(花火bというレイヤーは人物です)

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花火サンプル2

花火サンプル1

花火サンプル3

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花火パックに入っている細かい花火を合成すると、こんな華やかなものも簡単に作れますよ。いろんな合成を楽しんで作成してみてくださいね


説明で分かりづらい点がありましたら、都度修正いたします。

今回の花火パックラインナップははこちら↓

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