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「内向型」「陰キャ」「静かな人」「繊細さん」…ネーミングあれこれ

長男が高校のとき、文化祭でクラスTシャツを作った。
クラスの出し物である模擬店をクラスみんなで盛り上げるためで、各自のキャッチフレーズ?のようなものを考えてTシャツの背中にプリントしたという。

本人からではなく、部活のハハ友から聞き、
「へ~、何てキャッチなの?」
と聞いたが教えてくれない。
ので、あとでこっそり見たら、

「陰キャの長」

そ、そうなの?
何にしても長というのはスゴイ気もするが、
彼の学校でのポジションというか、自己認識というか、を思い、
母としてちょっとフクザツな気持ちになったのを覚えている。


さて、陰キャ陽キャの善し悪しはひとまずおくとして、そういう概念があるのは事実。最近は以前よりはフラットな使われ方をしている気がする。

たとえば、こんなふうに。

最近、よく見かけるビジネス書の著者だなぁと思っていたら、先日来日、各所で販促のための講演などをしたからのようです。
ジル・チャン氏は、台湾生まれで、アメリカへ留学し、アメリカで就職したのちに事業を起こしたそう。ビジネスで成功した著者ですが、自らを静かな人、内向的な人、英語だとintroverted(外向的はextroverted)としていて、自分から積極的に発言するのが当たり前のアメリカ文化での生活は当初タフなものだったと話しています。
台湾では、出しゃばらない、しゃしゃりでない、規律を守っておとなしくしていることが礼儀という文化があったから、と。

自分にないものを取り入れようとあがきながらも、最終的にも自分の内向性を受け入れた上で無理なく、外向的な文化圏である土地で、人や社会と伍していく彼女なりの「戦略」を見出しています。
弱みは強み、ピンチはチャンスですね。

とりあえず、息子たちにも動画リンクを送っておきました。

ジル・チャン氏の著書はこちら。


「本もあるけど読む?」と聞いたら、進路に迷っているらしい次男が興味を示したのでポチってみました。
私も台湾人のテニス仲間との話のネタにもなるかしらん。。。

本のタイトルの「静かな人」というネーミング、なるほど、と(原題は『SILENT POWER』)。

さらに、レビューを読んだら、「HSP向けかと思ったらそうでもなかった」などのコメントがあって、内向型、静かな人、といったフレーズは、「繊細さん」などのネーミングで定着したHSP(Highly Sensitive Person)な人にも向けている言葉なのねと理解。

多様性の時代だなぁ。



働き方も多様性の時代ですね!

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