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新酒の香りに誘われて「酒蔵開き」そして三年ぶり赤間宿まつり

宗像市にはその昔、宿場町としてさかえた唐津街道「赤間宿」があります。
そして赤間宿は、出光興産の創始者である出光佐三さんの生まれた所です。
その赤間宿で、三年ぶりに「赤間宿まつり」が開催されました。
また毎年この時期に行われる地元勝屋酒造の酒蔵開きも、久々の同時開催となり、さっそく行ってきました。
ブログでは「赤間宿まつり」の様子を伝えたので、酒蔵開きの様子を取り上げてみようと思います。

#お祭りレポート

🍶地元勝屋酒造の酒蔵開き

出典:勝屋酒造ホームページ

赤間宿にある勝屋酒造は、200年以上の歴史を持つ造り酒屋です。
この時期には毎年蔵開きが行われ、新酒の試飲販売があり、大勢の人でにぎわいます。
今年は赤間宿まつりも開かれて、コロナ前の活気が帰ってきたように思えました。

しずく酒と言われるお酒で一滴ずつ落ちてくるのを待つそうです。
今年の新酒を楽しみにしていた人たちは試飲しながら買い求めます。

微妙に味わいの違う新酒をひと通り試飲して、その香りと奥深いうまみを堪能することができました。

珍しいお酒も評判です。
試飲の順番を待つ人で行列ができています。
無料で持ち帰られる二番粕

奈良漬けなどを作るときに使う酒粕です。
魚や肉の粕漬にしたり、野菜で奈良漬にしたりするのもいいなと思い、一ついただいて帰りました。

🎎雛人形展示

上がり口に飾られた一対のお雛様

歴史を感じさせる段飾りの雛人形が、奥座敷に展示されていて、ここを見学するのも楽しみのひとつです。

ここでは色とりどりのお節句の玩具や飾り物も展示されていて、見ているだけで日常を忘れさせてくれる異空間にいるようです。

新酒を楽しみながら食事をする人たちも……

お店の前には、長い行列ができています。
何かと思うと、酒まんじゅうを買う人の列です。
毎年大変好評で、一人でたくさん買って帰る人もいるとか。
持ち帰り用に箱入りが販売されていたので、私はそれを購入することにしました。

勝屋酒造外観 母屋と煙突は国の有形文化財にさ登録れています。

🚶‍♀️祭りを楽しんで小雨の中を

梅には沢山の蕾が・・・もうすぐ見頃です。

お天気は下り坂で、小雨もぱらついていましたが、大勢の人たちが久しぶりのまつりを楽しんでいました。
もちろん私も十分に楽しんで、麦畑を横目に見ながら歩いて帰ることにします。
コロナ前には、花嫁行列や着物姿の人たちもいて、とても華やかなおまつりでした。
以前ほどの盛り上がりはなかったものの、まつりが開催されて本当に良かったと満足しながら、来年のまつりを思い浮かべています。


🎵最後までお読みいただき、ありがとうございます。🎶


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