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ひとりタコパした日

自分で言うのもなんですが、私は自分の作ったたこ焼きがいちばんおいしいと思っています。

私は、関西人でもたこ焼き屋さんで働いたことのある人でもなく、ただのたこ焼き好きの主婦です。ときどき、無性にたこ焼きを食べたくなる日があります。しかも、家で作って食べたくなるのです。なので、我が家にはたこ焼き用の鉄板があります。年に何回かたこ焼きをしていたのですが、夫が付き合ってくれなくなり、しばらくお家たこ焼きをしていませんでした。ですが、どうしても自分で作ったたこ焼きが食べたくなり、「もう、ひとりでもいいからたこ焼きをやろう!」とついにひとりタコパを開催したのです。

私が作るたこ焼きは、キャベツとねぎが多めに入っています。味付けには和風の粉出汁としょうゆ、紅しょうがをあらかじめ生地に入れておきます。なので、割としっかり味がついていて、ソースなしでも食べられるようになっています。

今回はひとりたこ焼きなのでキッチンでやっちゃいます。カセットコンロに鉄板をセットし、火をつけて熱します。油を引いて、揚げ玉を入れてその上に生地を流し込みます。タコを入れてその上にまた生地を。しばらくおいてから、生地をくるくるしはじめます。このくるくるの作業が楽しい。だんだん、まーるくなる様のかわいいこと。こんがりと焼けたら食べごろです。


生地を入れ過ぎて不恰好になってしまった




熱々をふうふうして食べるのができたての醍醐味です。マヨネーズやキムチで味変するのが私は好き。そして、たこ焼きのお供にビールもいただきました。

「自分ひとりのためにわざわざたこ焼き作るのもなぁ。」とか、「何よりひとりでやるのはさみしい。」とか思っていたのですが、

「ひとりでタコパもなかなか悪くない。」

また、作りたくなったら、食べたくなったら、「ひとりタコパ」を開催しようと思ったのでした。



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