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3年前の今日

先程。

朝から汗をかいて冷たい物を
飲みすぎたのか、
はたまた、昼に食ったカツカレーに一味唐辛子を振りすぎたのか、、
わたしの身体の中から湧いてくる
『便意』と言うものに従い
すみやかにトイレにいき。
用をたす。

まではよかった。のだ。

用をたしたわたしは
文明の利器『ウォシュレット』を
巧みに操りお尻をキレイキレイして
さぁ仕舞おうと思った時。
わたしは
戦慄に凍りついた。

ウォシュレットが
止まらない。。。

止まるボタンを押しても押しても。

彼らは攻める手を一向に休めようとしない。
こちらはもう降参しているのだ。
水という兵隊がわたしの肛門近辺にむけ波状攻撃をやめないのだ!!

焦ったわたしは『止』ボタンを連打!
更には触った事もなく、意味さえわからない『ビデ』ボタンも連打!!

反応しない。

洗浄強さも弱やら強やらを連打!
何故かそのボタンだけ反応し
更に勢いを増した水柱がわたしの肛門を
攻めたてる。
文明の利器を操っていたつもりが
あやつられてるではないか!!

もうやめてくれ!!!
声に出せないので心の中で叫んでみたものの止まるはずはない。

このまま立ち上がったら、、
間違いなくこの水の兵隊がわたしの全身を
襲う事はまちがいない。
最後の仕上げのトイレットペーパーでお尻を拭くという行為も出来ぬまま
羽交い締めのようにわたしの全身はウォシュレットの水でずぶ濡れだ。

うむ。

助けを呼ぶか。
いや、どうやって?
電話で誰かを呼んだところで
ドアは内側から鍵がかけてある。
どうみてもわたしの位置から鍵までは
ゆうに1メートル以上ある。
開けることさえ出来ない。

そこで次の対処をやっと考える。

ここは冷静になろう。
すでにウォシュレットは作動しはじめて2分以上たっている。
わたしの肛門ももう限界だ。

周りをよく観察してみる。
何か手はあるはずだ。

と、
周りを見回して
ウォシュレットのコントローラーを再度見た時!!!

なんと。
『おしり』ボタンの上部が押し込まれた状態で引っかかってるではないか!!!

これか!これなのか!!

で、先程唯一触らなかった『おしり』ボタンを押し直し、ボタンが正常位置まで出たのを確認し、『止』ボタンをそっとおした。

神は居る。

ピーと音と共にウォシュレット撤退。
時間にして約4分強だったが
多分わたしのお尻はふやけてるはずだ。
見えないから確認はできないが。

ここ最近で最強にビビったので
皆さまにも起こりうる事なので、、

お気をつけて、、、、。

起こった時は冷静にボタン確認ですよ。

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