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さるかに合戦

読者の皆さま
ごきげんよう。

二日酔いは歩けば治る。と
頑なに信じ
朝の8時過ぎから8000歩歩きました。
そしたら、あら不思議。
二日酔いのままでした。
それだけじゃなく
余計に気持ち悪くなりました。
ただ、
わたしは懲りもせず次回も歩くのです。
多分です。
あ、どうも。わたしです。

さて、
本日、朝の心地よい(爆風極寒)
レイク谷池ウォーク。
朝日と湖(池)のコラボが素晴らしく、
なんとなく神々しささえ覚えました。

しかし!!
その平和な谷池で
殺人事件があったようです。
いや、殺蟹事件か。
本日2周目谷池の看板の近くに差し掛かった時、ふと足元に何かを発見。

ひっ、ひっ!
し、し、し、し、死体だぁぁぁぁぁぁぁ!
と、火曜サスペンス劇場ではなるんだろうが
わたしは冷静に直視してみた。

そしてわたしの先祖の金田一さんの血が騒ぎ考察をしてみたのである。

んー。
潰れているな。
か、蟹だな。
サワガニか。珍しいな。最近では。
上部からの衝撃、圧力による圧死。で間違いはなさそうだな。
うむ、でも不自然だ。
こんな、沢が近くにないのに、、、、
彼は一体。
何を、、、、
ま、周りに手掛かりとなるような、、、

と、わたしはふと視線を上げた。

はっ!!
あれか。

なんと近くに
柿の木。
柿の木があったのだ。

わたしは全身の血液を脳に集中。
解析をしてみたわけだ。

、、、そうか。
『猿か、、、』

犯人は猿だ。
わたし自身
正直昔話なんて全て迷信だと思っていたのだが
蟹の上部からの圧死体、
近くに柿の木、
しかも、その柿の木になる実は奥側だけ赤く熟し、手前はまだまだ若い硬そうな柿。
こうも物的証拠が揃ってしまえば
流石に認めざるをえない。

やはり、そうだ。

これは。
『リアルさるかに合戦』だ。

この蟹は猿に、そう、イケズな猿に詐欺に遭い、硬い柿を木の上からぶつけられて、、、
上部からの衝撃による圧死。で間違い無いだろう。

はっ、ちょっとまてよ。
これはまずいんじゃないか。

おそらく、おそらくだが
流れ上、今頃蟹の子供達が
栗どん、蜂どん、臼どん、牛糞どんの必殺仕事人に復讐を持ちかけているのでは。
復讐の対価は何を持っていったのか、気になるな、、、まさか柿の種とかじゃねーよな。。。
とか考えていたのだがあることに気づいた。

はっ!
ヤバいな、、、
次は殺人ならぬ殺猿事件が起こってしまうでは無いか。
もう、平和なレイク谷池で犯罪は懲り懲りだ!!誰も涙を流さないようにしなくては、、、、
そして、小さい頃は気づかなかったけど
いくら昔話とて、牛糞に助け求めることらあるー?!ホンマおかしいやろ!んなもん。
とか疑問も持ちながら
どうにか猿を先に捕まえ、
法で裁くことは出来ないかと
御先祖さまの銭形さんの血が騒ぎ出したが
寒くなってきたので
見捨てて帰ることにした。

読書の皆さんも
これから柿の下通る時は気をつけてね!
熟した実ならビチャッ!
硬い実ならゴンッ!
どちらも危険が危ないよ!

いやぁ、締まらん話やったな。

※ちなみに御先祖に金田一くんや、銭形くんはいませんのでご理解を。

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