小休止#多分5

先日、眼科に行ってきた。

左眼の視力が悪くなっていた。

ついでに言うと、近視が進んでいたため、眼底検査を受けることになった。

私は先端恐怖症なので、苦行だ。

風が吹いてくる眼圧検査は大体3回以上かかる。何度か看護婦さんから部ちぎれられたこともある。

そのため、コンタクトもできない。目薬も、目を閉じて指す。

病院通いはどちらかというと好きなほうなのだが、眼科に行くのは、なんだか申し訳なさも勝って得意ではない。

今回は、ライブに支障をきたすようになったので、渋々足を運んだ。

支障、というまでもないかもしれない。けれど、左眼で今まで見えていたポジションマークが見えないため、プレイ中に眼鏡をかけることが多くなった。

「見えない」というのは、とても心もとないことだ。

私の視力は、小学校三年生から段々と悪くなった。

この頃は、勉強よりポケモンに夢中で、さらに猫背でもあったから、主にそれが理由には違いない。

小学四年生で初めて作った眼鏡には、とっくにきつい乱視と近視が入っていた。

さらに悪くなったのは、きっと、中学生の時。

この時の私は独特な姿勢で勉強をしていて、それを十時間も続けるものだから、近視がさらにひどくなった。

この姿勢というのが、左手を机に乗せ、その上に右手を乗せてさらにその上に顎を置く、というもの。

当時は、拒食症も患っていて、起き上がることもままならなかったから苦肉の策だった。

ここで取り返しのつかないレベルになった視力が、大人になってパソコンとストレスでガクンと落ちた。気づくレベルで落ちるというのは、本当に怖いことだった。

そうして、「強度近視」なんて四文字熟語を当てられて、私は、緑内障の検査を念のため受けることになってしまった。

なぜ、こんなことをいきなりかいているのかというと、眼圧検査がとても嫌だからである。

目薬だって、病院に行けば、いつもと違って目を開けと怒られる。

けれど、目の手術だけはなんだか本当に嫌だ。だから、事前に行くしかない。

そういえば、歯医者にも先月から通っている。あと一本。

目には目を歯には歯を、なんて言葉の通り、それらの無理をそのまま返されている気分です。

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