小休止#8
旧友に、会フ。
この表現が好きです。
小学生の頃、さちみりほ先生の作品で出会いました。
先生の作品は、厳しさをきちんと教えてくれるので、物心ついた時からずっと読んでいます。文字が読めるようになってから。
皆様も、是非読んでみてください。
かなしみ、を知っている芸術家は素晴らしいです。
さて、旧友に会いました。会ったと言う表現が正しいのかはわかりませんが、会いました。
私は、多感な時期に言葉の種をくれたその人のことがとてもアレです。
好きとか大切とか言う言葉では、なんだか陳腐に思えてしまうので、アレなのです。
その人と過ごした日々は、透明だったな、と思います。
よって、再会(音声のみだったのですが)は、私に透明をくれました。夜なのdに、部屋には陽だまりのようなキラキラが流れました。
物を書くようになってからは会わなかったのですが、私はその人からもらった種に、長らく水をかけ続けてきたので、
「どうやら、芽吹いたようですよ」
とお話しできたのはすごく嬉しいことでした。
大変、私都合なのですが、最近、と言うか2月初週は、久しぶりに鬱々した日々でした。
1日、久しぶりに薬を大量に飲んでみて、2日、気付いたら朝で、3日、syrup16gのライブで。
4日、5日、と将来が不安でして。
その中で、いくつかの願掛けが珍しく叶いました。
「この連絡が返ってこなかったら、ライブの帰り道飛び降りよう」
(級友とは別)と思って、先輩?に連絡したのですが、ちょうど、ライブの前に戻ってきたのですね。
なんだかんだ、言い訳を作って生き延びる私にとって、これは新鮮なことでした。
意外と、追い詰められていたのかもしれません。
旧友からの連絡は、その不安定な願掛けの心に、透明と言う絆創膏を貼ってくれた気持ちもします。
そういえば、ニューヨークのニューラジオ、1月31日公開してもらいました。休憩中のCMに、私の動画。
「アートやな」いただきました!
この動画の先に、届いて欲しい人たちに届けばいいなと思って応募をしたので、是非、上記媒体から見てみてください。
今も、実は鬱から日常への時差ぼけ中です。
深夜に起きてしまうし、どうやら戻す気もないので大変です。
それでも、生きてみるという選択をさせてくれた、道標の言葉たちに感謝をして、今日もきっと朝に見え、眠りに着きます。
皆様、よい日を。
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