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ORSC(システムコーチング)の道 リレーションシップ・パス~ヴィジョンとポテンシャル~

システムコーチング尽くめの一週間

先週はまたORSC(システムコーチング)の応用コースで金・土・日の3日連続終日の講習でした。

毎度のことながらコース中日の夜にはクライアントに実際にコーチングを実践。システムコーチングは「人と人との関係性」というセンシティブなところを扱うので、1on1のコーチングの時よりも更に緊張感があり、集中力も必要となり、とってもエネルギーを使います。

更に、その後木曜日には今度は自分が夫と一緒にクライアントになってシステムコーチングを受ける番。今回も沢山の気づきがあり、システムコーチング尽くめの一週間でした。

リレーションシップ・パスコース

今回は応用編の3つ目の「リレーションシップ・パス」というコースで、テーマはビジョンとポテンシャルでした。

システム(関係性)が本来持っている可能性を引き出し、システムが本当に願っている姿を実現していくためのアプローチを学ぶ、というものです。

※CRRジャパン(日本でシステムコーチングを学べる唯一の機関)のHPより引用

人は意識的/無意識的に他者に自身の「夢(良くも悪くも)(=ドリーム)」を投影しているし、それを受けた他者は多かれ少なかれ影響を受けています

その結果、ポジティブなイメージ(ドリーム)の期待通りに振る舞ったり、逆にネガティブなイメージ(ドリーム)に憤慨し、抵抗してそうならないように気を付けてみたりしています。(例:母親たるもの自分の娯楽は我慢しなければならない/九州男児は亭主関白/〇〇さんは楽観的だから落ち込んだりしない・・・等。)

大切なのは、その“夢”や“影響”に自覚的になること。そこで気づいたところから、本当の自分自身への理解を深めたり、真の願いの方向へ向かっていけるように(ポテンシャル)、行動を変えていくことです。

リレーションシップ・パスコースでは、その“ドリーム”(※)の扱い方とワークを理論と実践を通して学んで来ました。

※詳細はアーノルド・ミンデル博士の提唱したプロセス指向心理学参照。

クライアント体験

以前の記事にも書きましたが、私は4月から夫にも協力を仰ぎ、夫婦でシステムコーチングを“受ける”方の体験もしています。

システムコーチング®︎を夫婦で受けてみたら、想像以上に良い効果があるということ

ちょうど今回のコーチングセッションではパスコースで扱った“夢見る(ドリームアップ)”を夫婦に対してやってもらいました。

私が夫に対してしているドリームアップ(理想のイメージ、こうなって欲しいという姿)。夫が私に対してしているドリームアップ。そして、お互いにそれをどのように受け止めているか。(または、受け止めず流しているのか。笑)どちらも、夫婦生活の中で何となくは感じていても、はっきりと言葉に出してお互いに伝えるということは普段していないので、新鮮な感覚でした。

ここでポイントとなるのは、システムコーチングの大前提である、「誰もが正しい。ただしい全体からすると一部だけが正しい。」という考え方。

ドリームアップしていること自体が間違っているわけではないし、どちらが良くてどちらが悪いという話ではない。コーチはあくまでも中立で、夫婦どちらの話も認知しながら引き出して、俯瞰的にシステム(二人の関係性)を見ながらその場で起きていることを反映してくれます。

そうすることで、2人だけで話していたらヒートアップしてしまいそうなトピックも、冷静に、お互いの思いや考えの違いも理解して受け止めながら前向きな話ができました。

システムコーチ(ORSCER)としての鍛錬

そんなこんなで、クライアントの感覚としてはシステムコーチング(ORSC)の効果をものすごく体感していて、これは世の人々の関係性向上に絶対に役立つ!と確信している今日この頃ですが、自分自身が人(夫婦・組織)にそれをやっていくにはまだまだ自信が持てない今日この頃・・・

8月に応用編の最後のコース(システム・インテグレーション)を受けてから、9月に実践編(プロコーチへの道!)を始める予定です。

引き続き鍛錬していきたいと思います!



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