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海外在住経験ゼロの私が英語でMBAを取った経緯とそれによって得たもの②~単科から大学院入学への決意~

グロービス英語MBAシリーズ第二弾です。

前回はグロービスの英語科目を単科で取り始めた背景と動機について書きましたが、今回は「単科から大学院への入学決意」について書きたいと思います。

前回書いた通り、私の場合はメインの目的は「英語でビジネスについて議論する機会を継続的に持つこと」だったので、最初からMBAを取ることを目指していたわけではありませんでした。

では、そんな私がなぜ結果的に大学院へ入って経営学修士まで取れたか。
それには、段階的に自分のハードルを越えていったプロセスがあるなー、と思います。

「とりあえず一科目」から「次も取ってみよう!」の変化

先ずは自分の仕事(人事)に関わりの強いOrganization Behaviorを取ってみた私ですが、講義初日の風景は10年近く経つ今でもありありと覚えています。

初めて入る教室にドキドキ。1月期という中途半端なtermだったので、クラス内の他のみんなは顔見知りが多い様子。自由席なんだけど、自分はどこに座って良いのか、講義前に一通り挨拶に回った方が良いのか・・・などわからず、席に座っていました。

そこで、初めて声をかけてくれた女性が、何ともステキな雰囲気の優しい人で(この子とは結果的に今でもママ友として繋がっている)、先ずホッとしました。

私の場合、講義の内容についていけるかも心配でしたが、きちんと予習(事前に20ページくらいのケースを読んで、設問2~3問についてA4で1~2枚程度に自分の意見をまとめておく)をしていたおかげで、キーとなる英単語は何とか拾えるし、少し自分の意見を発言することもできました。

そして、初めて取った科目の先生が当たりだった!というのもあると思いますが、その時に担当していたAdam先生というのがこれまた面白い人で、講義終了後の飲み会も真面目な話から恋愛話まで大盛り上がり。

通常1科目はDay6までで終了なのですが、仲間の結託が強くて盛り上がったので、自主的にDay7、Day8の勉強会まで開催したのでした。

そんなわけで、シンプルに講義が面白い!

共に学ぶ仲間がステキな人ばかりで刺激的!

色んな業界・業種の人と議論できて、自分の世界が広がる!

という楽しさにすっかり魅了されてしまい、これを一科目で終わりにするのは勿体ない、次も取ってみよう!そして、人事系の科目だけじゃなくてカネ系・モノ系も取ってみよう!と、1term1科目のペースで学びを続けるようになりました。

大学院への入学

そんなこんなで、学びの楽しさに魅了された私は、単科(Pre-MBA)で取れる上限の講義数(8科目)を取り終わってしまったわけですが、ここで学びを止めるのも勿体ない。特に、応用・発展科目にはまだまだ楽しそうな科目が沢山あるし、せっかくできたネットワークも継続したい。かと言って、「MBA取得のために大学院入学!」って結構ハードル高いけど、どうしようかな・・・うーん・・・と悩み、残りどれだけの時間とお金がかかるのかを以下の通り計算してみました。

■単位・科目数

・1科目は2週間に1回の講義で、3時間×6回(3ヶ月)

・卒業要件は36単位(24~25科目)

・Pre-MBA(単科制度)で取れる単位は最大12単位(8科目分)

→MBA取るには残り24単位(16~17科目)取る必要があるから、2年間で卒業するには1ターム(3ヶ月)に2科目(=週1回3時間の講義)を取ればイケる!

■費用

・MBA取得費用は約300万円。

・8科目全部取り終わった時点で、100万円弱投資済。(これは、正式にMBAに入学すると、授業料から相殺してくれる仕組み。)

・2年間で卒業できれば、教育訓練給付金がトータル約100万円(※)出る!

→ということは、そこからの追加コストは100万円のみ!(今まで投資した分と同じ額!)


→結論 : ここまで来たら、MBA入学しちゃった方が費用対効果が抜群に良い!!(まだまだ学びたい!取りたい科目が沢山ある!という前提で。)

というわけで、迷いなく入学試験を受けることに決めたのでした。

次回は通常講義以外のあれこれ(入学式、あすか会議、日本語コース/オンラインコースの人達との交流、CIEBS特別コース・・・)について書きたいと思います!

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