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桂花の漢詩講座(2022夏の部)のご案内

いつの間にか5月も下旬になり、天気予報では、梅雨入りの話題も出始めましたね。
 
今日は夏の漢詩講座のご案内をさせていただきます。

本講座は、中学や高校の教科書に載っているような、有名な漢詩を中心に、その作者や時代背景などの関連事項を深く掘り下げつつ、更に現代中国語で音読を楽しむ講座です。

何となく知ってはいるけれどもう少し詳しく学んでみたい、現代中国語で漢詩を朗読できるようになりたい、という方にピッタリです。

昨年秋の体験講座からスタートし、今回の夏の部でちょうど季節を一巡りすることになりますが、多くの方にご受講いただき、本当に嬉しく思っております。

さて、今回の夏の部では、蒸し暑さを忘れてリゾート気分を味わっていただきたいと思い、6月には杭州の西湖を詠んだ漢詩(1首)、7月には避暑地廬山を詠んだ漢詩(2首)を取り上げます。いずれも世界遺産に選ばれている景勝地ですので、ご存じの方も多いかと思います。時代を超えた人気を誇る風景を漢詩と共に味わってみませんか?

以下の日程で開講を予定しておりますので、ご興味のある方は是非ご参加ください。(各回70分程度)

6月17日(金)昼の部:14:00~ 夜の部:20:45~
  *蘇軾『飲湖上、初晴後雨』(A)

  *王之渙『登鸛鵲楼』(B)


7月21日(木)昼の部:14:00~ 

   22日(金)夜の部:20:45~      

    *李白『望廬山瀑布』

  *蘇軾『題西林寺』  
 
(A)・(B)の漢詩と廬山については、こちらのnote記事に紹介しています。よろしければご覧ください。

*蘇軾『飲湖上、初晴後雨』(A) 

 王之渙『登鸛鵲楼』(B)

* 廬山について

 
前回から、昼・夜の二部に分けて募集させていただいております。(2名様以上のお申し込みで開講の予定。)お申し込みの状況により、時間帯変更をお願いすることがあるかもしれませんが、予めご了承ください。

本講座のご受講にあたっては、特に漢詩や漢文の知識は必要ではありません。少しでも漢詩に興味をお持ちであれば、気軽にご参加いただけます。

また、今回、初めてご参加の方には、昨年の「入門編」で使用しました資料を差し上げますので、時代背景や「漢詩のきまり」なども資料をご覧いただくことで十分ご理解いただけるかと思います。ご安心ください。

以下に、前回(春の部)のご感想の一部をご紹介させていただきます。

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*2回の講座の中で、特に印象に残ったことは、『桂花先生訳』です。
先生のブログやnote記事で漢詩をご紹介いただける際は、漢詩そのものより桂花先生訳を読ませて頂くのをいつも楽しみにしておりますが、今回の江南春の桂花先生訳では特に、一句目を目にした瞬間から心揺さぶられたといいますか、いつも以上に私の脳みそに激震が走りました。

*中国語学習者として、中国の歴史や文化をもっと学びたい。と思い続けて、でもとっかかりが見つけられずにいましたが、漢詩を通して、という方法で、歴史を学びました。そして、中国の素晴らしい自然を詩を通して観る。というのが素敵だなあ。と思っています。

*背景を知って改めて漢詩を見ると詩に込めた思いがよくわかりますね。「春望」「江南春」は全く古さを感じず、時代を超えて受け継がれてきた素晴らしい詩であることを実感します。 


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いつでも、思い立った時が学び始めの好機です。ぜひ大人の漢詩講座をお楽しみください。お会いできるのを楽しみにしています。

☆受講料:5000円(6月・7月2回分)
      1回受講をご希望の場合は2800円になります。

☆申し込み締め切り:6月30日(木)

お申し込みは以下をクリックしてください。

     漢詩講座(2022年夏の部)に申し込みます。


桂花

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