「持続化給付金」NPO申請方法の一例

「持続化給付金」にNPOが申請する一例です。
<ここまでの流れ>
2020/05/04に申請し、
2020/06/08にマイページ上に以下のメッセージが表示される。
「申請内容に不備がある、または一部の特例を利用されているため、手続に時間を要しております。」

2020/06/16に申請内容に不備がある旨のメール連絡。
「対象月の属する事業年度の直前の事業年度の年間収入がわかる書類」に、前年度当月の売上を添付していたことが原因。
前年度の活動計算書を添付し直して、当日再申請。

2020/06/22に振込完了。
(通知書は、2020/06/22現在、届いていない)

<実際に対応した内容>
ボランティアで申請のお手伝いすることを想定しています。

①秘密保持契約を締結
申請には、収入に関する書類や入金される口座の情報等が必要なため、
秘密保持契約を締結したほうがよいと考えました。
「信頼しているので、いいですよ」と言われましたが、
お互い、この一枚でスッキリ対応できると思って、進めました。
 
フォーマットは、下記の経産省公開のWord版を利用しました。
https://www.cloudsign.jp/media/20180409-ndameti/
クラウドサインさん、ありがとうございました!

紙にもウイルスが付着する可能性があるとのことを聞いたので、
完全電子化で対応しました。
電子署名は、月額1万円以上かかる、ということもあり、
(クラウドサインさん、ごめんなさい!)
自署するために、白紙に自分の名前を書いて、写真で撮って、
Wordに画像として貼り付けました。
(この方法で法的拘束力があるか分かりませんのでご参考まで)
これを、メールに添付してNPOさんに送りました。
 
②申請用のメールアドレスを取得
NPOさんのメールアドレスで対応すると自分が受け取れないので、
Googleアカウントを新規に作成して、メールアドレスを取得しました。

③必要書類を郵送してもらう
先の通り、紙コロナ対策としては、PDF化してメール添付がよいですが、
そこまでできるNPOさんなら、お手伝いする必要がないとも思われ、
今回は、自分宛に郵送してもらいました。
必要書類は、以下の通りでした。
(これも結果がまだ出てないので、あくまで参考まで、です)

・認証書
「履歴事項全部証明書又は根拠法令に基づき公益法人等の設立について公的機関に認可等されていることがわかる書類等」という記載があり、認証書にしてみました。

・通帳コピー(オモテ面)
・通帳コピー(見開き1~2ページ)
通帳のコピーは、上記2種類が必要でした。

・収入を記載した書類(今年の対象月)
・活動計算書
も郵送してもらいました。

④必要書類をPDF化
うちには幸運にもスキャナがあったので、外出せずに対応できました。
スキャナがない場合は、コンビニのコピー機が一番身近かもしれません。

⑤オンライン申請
https://www.meti.go.jp/covid-19/pdf/kyufukin.pdf
上記案内に従い、②で取得したメールアドレスを使って進めます。
入力画面が何ページあるか、画面上分からないですが、4ページあります。

入力項目で迷うところは特にありませんでした。
業種(日本産業分類)は、下記を選択しています。
・大分類 サービス業(他に分類されないもの)
・中分類 その他のサービス業
・小分類 他に分類されないサービス業

2020/05/06 15:00現在の画面の挙動は、こんな感じでした。
・各種金額は、入力画面ではカンマ編集されず(確認画面ではカンマ表示)
・口座名義は、自動的に半角に変換される
 ※通帳コピー(見開き1~2ページ)のカタカナ表記を全角で入力時

申請完了メールはありませんでした。
(「不備・不明があった場合のみ、メールで連絡が来る」とのこと)

マイページにログインすると、申請番号が表示されていました。
https://mypage.jizokuka-kyufu.jp/loginpage

以上













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