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海外建築家が3週間で日本の建築を見て回るExplore Mapを作ってみた

ロンドンの大学時代の親友から「20年越しの夢(日本に来る!)を遂に実行する時がきた!」というメッセが2023年9月にきた。メールにはその言葉と一緒に、飛行機チケット予約のコピーが添付されていた。
彼はイタリア人で、エヴァやキャプテン翼を筆頭に色々な日本アニメを見て育ち、ロンドンでは僕と一緒に建築を勉強した仲間だ。ついでにクソ高いロンドンの一等地(Zone 1)に住むために、彼とフラットシェアもした仲だ。彼は大学卒業後も建築への愛と夢を途絶えずに着々とキャリアを積み、現在はベルリンにあるDavid Chipperfield Architects(世界的に有名な建築家オフィス)で、建築家・プロジェクトリーダーとして働いている。
円安の影響で来やすいタイミングだったのか、いずれにせよ3週間の休暇を取ってExplore Japan, Discovery Japanをするということで、今後の人生においてこれだけ彼と一緒にいられる時間も無いだろうから、僕も1〜2週間程度は休暇を取って付き合うことにした。

大学時代は彼と一緒にヨーロッパ各地を旅をした。お金はないが、時間と好奇心が豊富な大学生に与えられる特権のようなものだ。おっさんになった今は、お金はあるが、時間に限りがあり、好奇心も薄れ始めているので、僕的には良いキッカケだなと思った。
「3週間の中で、東京に滞在する日程はどの程度が良いか?他に絶対行くべき場所は?」という短い質問メッセも届いていたので、彼に訪問して観て欲しい日本の現代建築・神社仏閣・場所をリストアップして、プレゼントすることにした。その一部の建築は、僕も同行して観てみたいと思ったリストでもある(中々こーいう機会がないと、辺境の地のある、有名な建築家がデザインした墓地とかわざわざ観に行かないだろ苦笑)

初めて日本にくる人のためにも視覚的に、どこにどのような建物があるのか分かった方が旅程が立てやすいので、Google Map(My Map)で作成した。

ついでに、一覧で見えた方が良いかなというのもありリストも。

Google Spreadsheet (Explore Japan Architecture & Sites)

この僕の独断と偏見で作成したリストによると、旅程はざっくり以下。

  • 東京:8〜10日間程度(来日・帰路のRelax Day 2日含む)

  • 横浜&箱根:1〜2日程度

  • 京都:2〜3日程度

  • 大阪/神戸/淡路:3〜4日程度

  • 直島:2〜3日程度

もちろん、全部を回る必要もないし、好みによる優先順位の問題かな。
3週間のみ、初めての日本、現代建築Explore、部分的にファンツーリズムもという条件であれば、上記エリアになるだろう。
一応番外編で金沢、日光、仙台・山形も入れたが優先順位は低いかな。よっぽどピンポイントで、SANAAの21世紀美術館がぁ〜とか、Shigeru BanのSuiden Terrasseがぁ〜という場合はどうぞ〜と思って入れてみた。

そんな感じで、せっかく作ったので、誰かの何かの役に立てばという想いもあり、ここにシェアしておきます。

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