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仕事の記録、TASCAM「チルアウトサウンドを支えるティアックオープンリールデッキ「X-2000M」@big turtle STUDIOS」

レコーディングスタジオの取材でした。僕がミュージシャンやってる時代はレコーディングスタジオといえばギロッポンとか乃木坂とか青山とかのでっかいビルの中にあって、SSLなどの死ぬほどでかくて超高いミキサーがあり、壁に埋まってる馬鹿でかいスピーカーで爆音で聴く、というものでした。

昨今はレコーディング機器がMacとかを核としたDAW(Digital Audio Workstation)にかわり、ソフトもプロツールズでデータ録音するようになって、ミキサー(というかDAWコントローラー)もコンパクトになりました。

またスタジオも普通のマンションを改造した部屋でスピーカーもコンパクトになり、まるで音楽好きの友人の家に遊びにきたようかカジュアルさ。こんな環境で音楽を制作できるようになったとは、あな羨ましや、です。

が、今回のお話はデジタルで制作した音源のマスタリングにテープデッキを使うというお話。徹底的にデジタルによるシミュレーションを追求していた方が、やっぱりアナログのテープに1回録る、ということには勝てない、という結論に達し、メーカーから程度のいいオープンデッキを借りてマスタリングをした、というお話でした。

ご興味があるかた、ぜひお読みください。

ちなみに僕の知り合いのアバンギャルド系のドラマーでレーベルオーナーは、いろいろ試行錯誤した結果、ライブレコーディングはTASCAMのカセットMTRで録っていました。Macに直接録音するのもできるし、そのほうが簡単だけど、やっぱり録音メディアとしてのテープの持つ魅力というか味には抗しがたいものがあるようです。


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