見出し画像

初心を思い起こさせる、子どもの歌声

仕事でいった発表会。
この時期の発表会を開催するために、かくも労力がかかるのかとおもわされるほど、開催者の方々は神経を使っていた。出演する講師陣も検査をして陰性だったという。
これだけの労力とコストをかけてステージをやることは本当に大変だが、それでも発表会をやろうという決意と実行力は尊いと思う(渡した単なる取材だったが)

当然縁もゆかりもない方々の歌やギターを聴いたわけだが、今回は小学生ぐらいの女の子の出演が多く、ポップスをプロの演奏で歌っていた。
まぁ、それは緊張するだろうし、声だって震える。でも前を向いて自分の思いを込めて歌う姿は、なんというか、感動して涙ぐんでしまった。
音楽が人に与える力って言うものは、音楽にわりと深く関わってうん十年なのだが、それでも心を動かされるし歌う姿は心を打つ。

ステージというのはなんだろうと思う。
緊張する、あがる、いつもと違う場所。みんなが見ている場所に一人立って、なにかをお見せする。それは歌だろうが楽器演奏だろうが、演技だろうが、スピーチだろうが、全身のパフォーマンスであり、それはそのまま全人格的な人柄をさらすことでもある。

私の場合、昔はあがったのではないか、と思うが、あまり記憶にない。吹奏楽のコンクールのステージとか、アンサンブルコンテストのステージではあがったかもしれない。でもバンドの時はステージに上がって「あがる」っていうのはなくなってしまって、むしろ落ち着くというか、懐かしいというか、ココロ穏やかになってしまうが、彼女たちのステージを見ると、そういうことではいかん、と思うのであった。命がけで音楽を表現したいと思っていた初心が大事。

というわけで明日は下北沢でハッピーエバーアフターというユニットでライブをするが(ゲストを除けば今年最初で最後のライブだと思う)だが、いい緊張感でやりたいと思うわけです。


−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
「HAPPY EVER AFTER × 歌手常盤ゆう」のサブスク配信が12月中旬となり、配信リリースライブを12/26ランチタイム・下北沢モナレコードで行うことになりました。
30回目のPOPS Paradeという素敵なタイミングに素敵な方々と共演できて嬉しいです。無理のない範囲で何卒〜


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?