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”プチ”アドレスホッピングしてみた 1 印象

僕はなぜだだろう、以前から放浪系、永遠の旅人系に憧れてきた。理由はわからない。ウォールデンの「森の生活」のような田園、脱都会指向はなくて都市の方が好きだ。
映画で言えば、世界中を出張して回って家を持たない「マイレージ、マイライフ」にも憧れた。
https://www.amazon.co.jp/マイレージ、マイライフ-字幕版-ジョージ-クルーニー/dp/B01FD6ME8G

ミュージシャンで言えば永遠のツアーのようなものだ。PMG時代のパットメセニーも年に数日しか帰れないとインタビューで言っていたし、トランペッターのクリス・ボッティはツアーが日常で家を持っていない。そういえばホリエモンもホテル住まいだそうだ。
興味を持っていたところ、アドレスホッパーの高校教師、よしかわけいすけさんにインタビューする機会にも恵まれた。やってみたい気持ちが少しだけ具体的になった、

で、実は今回、よんどころない事情で家を出て都内のビジネスホテルに数日滞在することになった。なので、これをミニアドレスホッピングのつもりで過ごしてみたのだった。

まず端的に印象だけ言えば

1.GO TOの効果もあり、今ならビジネスホテルでも経済的にはいける気がする。というか、一人だけで暮らしているならホテルのほうが安く上がるかもな。電気光熱費もなくて、掃除もしてもらえて、生活道具も全てある。

2.家から歩ける距離なのに不思議と日常感が一気に吹き飛んで、旅に出ているようにワクワクして楽しい。仕事は一人でホテルの部屋にいるとめちゃくちゃはかどる。集中度が違うし、飽きたら瞬時に風呂に入れる。気分転換に外にでても商業地域なのでいろいろあって楽しい。

3.ただし基本的にはすべてが一人で、仕事などで人と合わない限り、会話する機会はない。寂しいといえば寂しい。これがよしかわけいすけさんのようにゲストハウスのようなところに泊まるのが本当はいいんだろうなと思った。
もしくは教師のよしかわけいすけさんにとっては「学校」という職場が帰属場所になったと言っていたが「会社」などの帰属場所と仲間がいることはある程度必要かもしれない。もしくは本当に人生そのものが単独でのアルプス縦走のような旅だと考えるか。

4.個人的には楽器が弾けない、吹けないのは辛い。2泊ぐらいでもつらい。でもアドレスホッパーでギターやベース、トランペットを持ち歩く人はいるだろうか。個人的には衣服とかは最小限でいいし、音楽もBluetoothスピーカーは持ち歩くのでサブスクで十分なんだが。

つづく。

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