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YouTuberと、ジムキャリー主演の映画「トゥルーマンショー」の類似性に気づいたのだった

YouTubeの広告がうざいので、プレミアムにしていることもあり、また家にテレビがないことも合って、よくYouTubeをみている。自分でも驚いたが、YouTuberというものにハマるとは思わなかったがハマってみているのがばんばんざいだ。男子一人、女子二人のユニットで、ビックリをしかけあったりするんだが、まぁ、その関係性とか仲の良さとかが、自分もその仲間にいるかのような心地よさを感じさせる。
それとYouTube全体にそうなのかもしれないが、基本はドキュメントであり、私小説であり、生き様をみせることが核心だ。

俺は田辺エージェンシーにバンドとして所属していたことがあったんだが、バンドの方針について芸能界のドンである社長の田邊昭知が「仮想敵国を考えろ」みたいなマーケティング的アプローチをしてきたことに対し、「ロック生き様論」で喧嘩をしたことがある、という凄い経歴を持ってる。基本的には今も考えは変わってなくて、もうロックだけやってるわけではないので、ジャズだって生き様だし、今主な生業としているコピーライティングだって、生き様だと思っている。もし田邊昭知が生きているうちにもういちど会えたら、ぜひもう一度論戦を挑みたいところだ。

興奮して脇道に逸れたが、YouTuberとは生き様を見せる仕事をしているんだな、とばんばんざいのぎしとか、みゆとか、るなをみてると強く感じる。そしてこれが何かにとても似ていると、ずっと前から考えていて、やっと今日気づいたのでかいておく。ジム・キャリーが主演をしたトゥルーマン・ショーだ。

これはネタバレになるので粗筋を描くのは止めるが(ぜひ見てほしい、俺は数回見た気がする)、物語とは始めと終わりがあるものだが、その本質は生き様であって、人はそれを見ることを欲するのだし、物語もその生き様の中に畳み込まれているのだと思う。

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