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Tokyo lockdown day 28 コロナ禍の演劇、舞台

仕事で劇団四季、四季劇場 春に行ってきた。楽屋口から入ったがマスクは当然、そして手指の消毒だけでなく、靴の裏まで消毒をする。劇場がクラスターになったら舞台は完全に飛んでしまう。

コロナ禍の各業界への被害は甚大なんだろうが、やっぱり一消費者にはその大変さの表層しか見えないもので、劇場でも客数は50%までしかいれられないし、現在の非常事態宣言下では20時を超える公演はできない。そのくらいならまだ想像がつくが、役者のダブルキャストだけでなく、PA、照明などあらゆるスタッフがダブルキャストでスタンバイを必要としているというのには驚いた。というのも、ちょっとでも体調不良があったら劇場にきてはいけないからだ。だから急にPAエンジニアが朝微熱があったとしたら、休みになり、即座にスタンバイ人員が同じ業務を行える体制をとっているのだそうだ。

スタッフ、単純に2倍必要になっている。

とはいえ、いいことも少しはある。配信だ。

今まで四季は有料配信はしていなかった、でもコロナ禍で本格的に開始をしている。しかも収益性も悪くないようだ。遠くて見に来れない人も観るし、一度見に来た人も、アップになったろ違うアングルで観られるからまた観てくれる、さらに金額も客席の半額で見ることができる。

ライブハウスもそうだが、今後コロナが終息しても配信を続ければ収益的にはプラスになる。こちらとしてもライブで観るのと配信で観るのを選ぶことができるようになる。それは数少ないコロナを契機に生まれたメリットだろうな。あとはズーム会議とリモートワークもコロナ後も続けるべきだと思う。

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