ヘンだけどクセになる曲 (Thaï na na Version originale 1986 by Kazero)

この曲がとても気に入っています。まず動画に正式タイトルではない題が日本のファンの方によって付けられていて、むしろそれで目に留まり気になって聴いてみましたらこれが大変いい曲でした。確かに少しヘンに感じましたが最初の一回だけで気づいたら虜になっていました。歌も、歌い方も、歌詞も、コード進行も、ステージの当て振りがベースだけ(レコーディングもベース以外は全部打ち込み)なのも、そのスタッカートで無表情な打ち込みサウンドも、2人のステージ上での動き方も、全部気に入りました。細かいことに頭を悩ませている日々がどうでも良く思えてきます。心が解き放たれる。これはテクノポップ。この曲は麻薬。日本でウケていることを知ったこちらのお二人は感謝を述べていたそうです。タイ人の女の子のことを歌っているフランス語の曲ですね?共演したいです!でも何の楽器で……?歌と生ベース以外が機械的という編成(YMO-ish)、フランス語、など個人的に好きになり易い要素が含まれているのは好きになった要因としてあると思います。
ぜひお聴きください!オススメです!

*追記1:先程DAWに取り込みました。

*追記2:コードは拾い終わりました。視覚的要素(動画)があったほうがより多幸感に包まれることが明らかになりました。絵的なものにも何か秘密がありそうです。

*追記3:私たちはいかに狭い範疇のことについて「普通」と感じて聴いたり作ったりしているかということを改めて気付かされます。この「ヘンだけど」に含まれているヘンさとは何を指すのか?この曲の編曲の方針は意外と定形・ルールにも則っています。いわゆるポップスのお決まり・常識を大きく踏み外していたりはしません。ちゃんとかすっています。が、メロディの音程やリズム感、楽器編成、ドラムのパターンとフィル、などに強い個性・特徴はありますね。少しヘンです(笑)この感覚は一体何でしょう?ヘンの定義とは?

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