作者が最も気に入っている作品のひとつです。3連系、シャッフル、4ビート、ロカビリー、ブギウギ、といったリズム感を強く意識していながらかつ打ち込みらしい「テクノポップとして完成させる」というかなり歪んだコンセプトの元に制作が行われました。同じ4ビートでも中森明菜の'TATOO'のようなゴージャスさとは対極に位置する悲惨なイメージの作品を目指したためブラスセクションの使用禁止、ビリヤードゲームやカジノゲームに散見されるチープなジャズ風BGMに似通った性格を持たせないためビブラフォンの使用も禁止しました。
天乃啓示が最も得意とする
・計算しつくされたシンセベースのライン
・複雑なピアノ伴奏
・退廃的で美しいストリングス
・オートアルペジオに聴こえるが実は1音ずつ丁寧にアレンジされたシーケンサー
・テクノ感満載のシモンズドラムス＆ノイズパーカッション群
を等をどうぞお楽しみください。