画像1

ふたりのスケッチブック

作詞:志來紗衣華,天乃啓示 作曲/編曲:天乃啓示 歌:橘まお
00:00 | 00:00

※試聴版。オリジナル版(04:31)は購入後に視聴可能。

ゲームのキャラクターソング「添いカノ」篇は最後となります。こちらの曲は負けん気の強い元気キャラ・男性主人公(プレイヤー)をからかう・いたずら好き・いわゆるツンデレ?です。オシャレな曲にしようと思いました。作者の年代のわかりやすいオシャレは「渋谷系Pop」なのですがいざとなると全くボキャブラリーがない。ので少々聴き返しました。シンボル的存在ピチカート・ファイブを聴きましたが別の意味で驚きや発見はありましたが求めていたネタには無関係でした。参考になるなあと感じたのはCymbals(土岐麻子さん)ですが、こちらもオシャレの塊ですがハードルが高すぎて参考になりません。時間がないのでとりあえず出たとこ勝負で作るしかなかったことを覚えています。
 エレキギター(テレキャスター)をひたすらジャカジャカとストロークする、これはあまりちゃんとやったことが無かったことに気が付きました。想像より難しかったです。ベース、上手い方に弾いていただきましたおかげで曲の演奏レベルがグッと高まりました。
 歌は橘まおさんです。初めてお願いしたのが作者の初期作品のグループソング「ドキドキ!TrueLove」の歌唱メンバーのおひとり(当時はやや新人)だったのですが、お芝居もさることながら歌もお上手ですっかりファンになりその後も何曲かお願いさせていただきました(最後の制作となった「Mirror Neuron」も)。この方はお会いする毎に、加速度的に人気声優さんへと成長されていきました。明るい曲、陰鬱な曲、どちらもバランスよく歌っていただき、名曲が多いと感じています。天乃啓示はこの方を尊敬していました。真剣な態度で熱心、台本や譜面をちゃんと事前にしっかり理解して現場に臨まれる方です。歌はこう言っては申し訳ないですが譜面をちゃんと理解しないまま収録に来られフィーリングで間違って覚えたまま歌われたり(その場のディレクションが大変、その後の修正も超大変)「歌手ではないので」とおっしゃる方すらいらっしゃいましたから、橘まおさんの真面目なお姿には目を惹かれておりました。間奏の台詞も素晴らしいです。プロを感じました。
 そんな「ふたりのスケッチブック」をどうぞお楽しみください。

ここから先は

¥ 300

期間限定 PayPay支払いすると抽選でお得に!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?