「超」集中法 成功するのは2割を制する人野口悠紀雄

世の中にあることのほとんどは「2:8の法則」で表せられる。
勉強についてだが、世界史の勉強をするときに、登場人物が10人。
過去の問題40あるうち、A16題 B 16題 C〜Jは1題ずつだった場合で考える。
勉強時間は20時間と決められた時、皆さんはどのように勉強するか。
・1人2時間ずつ勉強すれば一様に勉強できる。
・AとBを10時間ずつ勉強する。
他にも様々な勉強方法があると思う。
出題数が8割を占めている人を集中的に勉強したほうがいいと思いませんか?

どこにコアを絞ってやるだけで結果も変わってくることに気がつきました。
私は全員勉強した方が対策できるだろうと考えていたが、今回本を読むにあたって点数を取るだけであれば、後者の考え方の方が効率がいいと考えを改めました。

ではコアをどのように見つけたらいいか。
結論から言うと、全体を俯瞰することが大切です。
全体を把握することで、個々の部分がどのように関連しているのかが分かるからです。重要性とは全体に対してどのような位置にあるのかで決まるものだからです。
具体的に言うと、本を読むときは目次を見て自分は今どの段階にいるのかを確認することや、論文を見るときは、結論から読んでから初めの導入を読む。そして、自分が知りたいところを読む。
全部読んでも、時間も無駄であることは皆さんお分かりのはずです。

私は、勉強や読書などに関しても最初から最後まで形式的に勉強したり、読むことが多い。大抵は大事なことが2割程度であり、そのコア的な部分に集中的に時間を割くことが大切であると気づかせてもらった。勉強やビジネスでも、2割のコアを見抜けば8割を動かすことができることを学んだので、今後はコアを見抜いて集中的に取り組んでいきたい。

個人的にやることを先延ばしにしたり、簡単なものから取り組むことが多い。本書の中にやらなければいけないリストを10個あげて優先順位をつけたとき、上位2つを実行すると他の残りも連動して解決すると書いてあった。これからはやるべき事をリストアップして優先順位をつけて2つを実行していきたい。



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