見出し画像

【ルーンテラ】2023年Worldsの権利を獲得しました!

こんにちは、keihです。今年はレジェンド・オブ・ルーンテラ(以下、LoR)の年間での戦績が良かったこともあり、Worlds(世界大会)への出場権が得られました!

公式HPで公開されているスプレッドシートより


Worldsヘの出場は初めてなので、調整についてきちんとまとめておこうと思います。今回はWorlds出場までにやってきたことについてです。


こういう記事はWorldsが終わってから書きなさいよと若干思いましたが、LoRのWorldsの宣伝も兼ねて調整を始める前に書いてみようと思いました。

この記事を読んでLoRのWorldsにちょっとでも興味が湧いた方がいたら、LoRに触ってみてくれると嬉しいです。ついでにWorldsも見てくれるととても嬉しいです!


そもそもWorldsって?

Riot gamesの対戦ゲームの世界大会のことで、League of LegendsのWorldsは先日T1が優勝しましたね。私も全くわからないながら見ていたところ、LoRで知ったチャンピオン達が活躍していて面白かったです。


Team Fights Tacticsでは、Worldsという名称ではないですが、公式の世界大会が開催されています。こちらはちょっと見ることができなかったですが、日本のtitle選手が優勝されていたようです。


LoLやTFTほどメジャーではないのですが、LoRでも世界大会が開催されていて、それがWorlds(World Championship)と呼ばれています。

LoRのWorldsはこれまでも2回開催されており、特に初回のWorldsは日本人選手が決勝にまで残り、最終戦も惜しいところまでいったものの、準優勝という成績でした。


今回のWorldsは年間を通した公式大会の戦績上位者の64名が、12/15から12/17の3日間で対戦します。開始時間は正確にはまだわからないですが、おそらく0時くらいからかと思います。

前回までは、地域予選を勝ち上がらないとWorldsに出場できなかったのですが、公式大会の戦績上位者がそのままWorldsに進める様に変わりました。

今年のWorldsはDay1にTop16まで、Day2にTop3まで、Day3に決勝戦を行います。

今年のWorldsはLoRにとって過去最大の国際競技イベントとなり、世界から64名のプレイヤーが出場します。
1日目(12月15日) ‐ トップ64:全6回のスイスラウンド
成績上位のプレイヤーが2日目に進出。勝敗数が同じ場合は試合勝率、それも同じ場合はOMW%(対戦相手の勝率、いわゆる「オポ差」)の順に順位が決定します。
2日目(12月16日) ‐ トップ16:ダブルイリミネーションブラケット
プレイヤーはトップ3の枠を目指して争います。2敗したプレイヤーはそこで敗退が決定します。
3日目(12月17日) ‐ トップ4:ウィナーズブラケットファイナル、ルーザーズブラケットファイナル、グランドファイナル(決勝戦)
大会最終日、つまり新たなワールドチャンピオンが決定する日です。ブラケットリセット(※グランドファイナルにおいて、ウィナーズブラケットの勝者プレイヤーがルーザーズブラケットの勝者プレイヤーに負けた場合、再度対戦すること)は行われず、1回かぎりの勝負となります。

コンペティティブアップデート 2023年8月

遅い時間から5,6マッチするというのは結構つらい気もしますが、世界大会っぽいですね。なんとか時間調整して頑張りたいです。



LoRのWorlds出場までの道のり

そんなWorldsですが、初回から2回目、2回目から今回で、出場までの方法が変わってきています。特に今年は大きく変化しており、Worldsに出場するためには大きく3つの条件のいずれかを満たす必要がありました。

  1. いずれかのシーズンで各地域で3位以内の好成績を残す

  2. 年間通して各地域で6位以内の好成績を残す

  3. Worlds出場権利がもらえる公式大会で優勝する


つまり、年間通して公式大会に出て、毎回安定して勝ちながら、どこかで上手いこと優勝を狙っていく必要があります。

どこかのシーズンの途中から始めた人でも、公式大会で優勝すればWorldsに出られる可能性がありつつ、年間通してプレイしている人が有利になるようなルールとなっており、このルールを見たときはかなり取り組みやすくなったと思いました。


昨年までは、大体1,2ヶ月のシーズンのランク戦で毎回20位以内に入るくらいにはやり込まないといけない程度には厳しく、以下の記事で取り上げられている「ランキングシステムの問題」を肌で感じていました。

私のような、強いデッキが見つけたときに「これは強いことがわかったからもう回す必要がないだろう」と考えてしまう人間には、ランクマッチを頑張るモチベーションがなくなった後でも強いとわかっているデッキを回さないといけないのは結構つらく、本当に向いていないと感じていました。今年は大会の成績が重視されるルールで本当に助かりました。


正直、プロチームに所属するところからハードルがあるLoLと比べると圧倒的に世界大会に進みやすいですが、とはいっても各地域の18名の枠に入るのは大変だと思います。

毎シーズンに実施される公式大会は、日本だけ賞金が安いものの、好成績を残せれば多少のおこづかいがもらえるので、その当たりをモチベーションにこつこつ頑張りやすいのは良いと思いました。もちろん、勝てるとは言ってないです。


私がやったこと

正直、最初からWorldsに出るつもりで今年のLoRをやっていたわけではなかったです。運良く今年最初の大会で優勝できたことでワンチャンあるんじゃないかと思い、そこから真面目に出場権を取りに行きました。

とはいえ、やることはそんなに変わらず、ランク戦と毎回の大会で上位に残ることを目指してプレイしただけなのですが、普段はあまり気にしないランキングを50位以内程度には上げておく等、ある程度出場権を取るために必要なポイントを貯めていきました。


来年も同じ形式となるかわかりませんが、大会シーズンでやったことをまとめると以下になります。

  1. ランクを最低限50位以内に上げる

  2. 公式大会に毎回参加する

  3. 各シーズン2回目の大会までに史上の栄光を2つ集める

  4. 大会はプレイオフに出られるように努力する

ポイントの稼ぎ方(詳細は公式HP参照)は、人によって向いていることと向いていないことがあるので、一概にこうすれば良いとは言えないです。

私はランク戦をずっと回し続けるよりもデッキを考える方が好きだったので、大会で結果を出すことを優先してプレイしました。


ランクを最低限50位以内に上げる

まず前提として、大会は1回しか出れませんが、ランク戦は時間が許す限り何回でも対戦できます。

ランク戦でもらえるポイントは、25位以内で4ポイント、50位以内で3ポイントとかなり低めですが、毎シーズン4ポイントずつ差をつけられるとまずいので、頑張れる範囲でランクを上げるようにしました。

私の感覚では、25位以内に入ろうと思うと1シーズンに1000試合くらい回す意志が必要で、50位以内なら300試合くらいでいいと思っています。

今後もランク戦はWorlds出場に重要な要件になってくると思うので、たくさんやるに越したことはないです。


公式大会に毎回参加する

今年、最もポイントを稼げるのは公式大会でしたので、ここに一番力を入れて活動していました。

こちらはDay2のプレイオフまで進出できないとポイントは貰えないのですが、Day1におよそ7勝以上できればプレイオフに参加できました。

Day2ヘの進出も大変とはいえ、大会に参加しないことにはチャンスもないので、時間的にデッキや構成の調整ができないシーズンでも、大会当日は出られる場合は出るようにしました。

プレイオフに出られれば、最低でも3ポイント、優勝すれば15ポイント程度稼げます。取り敢えず参加してチャンスを作る事が重要だと考えました。

実際、あまり調整の時間が取れず自信がなかったシーズンでも何度かプレイオフまで進めたことでポイントが足りたので、この考えは間違ってなかったと思います。


各シーズン2回目の大会までに史上の栄光を2つ集める

史上の栄光とは、公式大会のDay1を有利に進められるゲーム内のアイテムです。史上の栄光1つにつき1勝持った状態でDay1が始められ、最大2つまで得ることができます。

もちろん、0勝の段階と2勝の段階でマッチする相手が異なるので、必ずしも2勝分とはいえないのですが、7勝必要なところが5勝になるのはかなり大きかったです。

史上の栄光は、ランク戦とは別の、大会に近い形式のコンテンツ(デイリーランブル)で稼ぐ必要があり、大会の練習も兼ねてたくさん実施して集めました。

今年LoRを楽しめた要因の一つとして、デイリーランブルを実装してくれたことがあります。これまでは公式大会以外ではランク戦かノーマル戦をするしかなかったのですが、1人でも大会形式で練習できるデイリーランブルのお陰で、ほとんど好きなタイミングで練習できました。

大会形式で遊べるのはとても楽しかったです。


大会はプレイオフに出られるように努力する

身も蓋もない話ですが、Day1を抜けないとポイントが得られないのでなんとか練習しました。

正直1人ではどうしようもない部分も多かったので、チームを組んで5人位で毎回調整し、結果として毎回の大会ではチーム内の誰かがプレイオフまで出れていたので良かったです。

チーム調整についてもそのうちちゃんと書きたいですが、すごくざっくりまとめると以下のような内容を大会に向けて取り組んでいました。

  1. 各々で強そうなデッキを探す

  2. 構成単位の強さでチーム内の認識を揃える

  3. 当日のメタを読む

  4. 持ち込み候補の練習をする

デイリーランブルで練習できますし、統計サイトも充実しているので、1人でも頑張ればできる範囲かもしれませんが、チームを組んだことでより正しい評価をしながら、効率的に練習できました。一緒に調整してくれたメンバーのおかげです。


終わりに

上記のようなことを2023年のWorlds出場に向けて頑張っていたところ、運良くWorlds出場の権利が得ることができました。私以外にも日本人が3,4名参加する予定なので、個人的にも楽しみです。


最後になりますが、もしよければ私含め日本人プレイヤーを応援してくれると嬉しいです。また、配信者の方は、ぜひWorldsのミラー配信をしてください。LoRはミラー配信OKとなっています。

Worlds期間の調整内容、結果はWorldsが終わったらまとめる予定です。

それでは、また!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?