狩人の心シーズン 第1回ルーンテラオープン振り返り【Top16】
こんにちは、keihです。
前回から3連敗を喫したルーンテラオープンDay1ですが、4度目の正直ということでDay1を9勝2敗で切り抜け、プレイオフに進出することができました。最終戦績はTop16ということで、そこそこ頑張ったのではないかと思います。
今季は取り組み方を大きく変えたので、そこも含めてまとめてみます。ご参考になると嬉しいです。
*シーズン中に書いていたメモ書きを有料部分に乗せています。本文は無料です。
**有料部分の目次が長すぎるので目次なしです。すみません。
今季の取り組み方
これまでの自分の取り組み方は、ランクマッチやデイリーランブルで回数をこなしてデッキを理解し、環境で強いデッキやカウンターになれるデッキを持ち込むようなやり方でした。
ですが、そもそも1日2,3時間程度しかルーンテラの時間を確保できないので、このやり方だとたくさんの時間を確保できる人には及ばなかったです。ここ数回のルーンテラオープンで勝てなかった要因の一つは、試行回数を稼げないのに試行回数を重視するやり方を取ってしまったことだと考えています。
今季のテーマは、「あまり対戦せずに勝つにはどうしたら良いか?」でした。正直なところ、今後ルーンテラにかけられる時間はもっと減ると思っており、試行回数で勝負するのは無理ゲーです。
なんとかして対戦回数を稼がずとも勝てる方法はないかと考えた結果が、「考えたことを全部noteにまとめながら調整する」です。
これを始めたのが環境初日の6/27なのですが、つい先日自分が考えていたことをきれいに言語化されているnoteが公開されました。
ここに自分がやりたかったことが全て書かれており、マジックザギャザリングのプロプレイヤーはすごいな、、、と思ったところです。
今季はデッキを回さずとも理解することをかなり重視し、実際考えたことを全部noteにまとめる過程で、各デッキがどんな動きをするのか、どうなったら勝つのか・負けるのかを割と正しく理解できたことで、強力なチームデッキを構築することができました。
それでは本題のルーンテラオープンのまとめに入ります。
環境予測
まず今環境を定義するカードはこの2枚
3ラウンド目にセイレーンの歌声から4、5ラウンド目にリーバーズロウ、6,7ラウンド目に5/3フィアサム以上のユニットが6体並んで殴られる最高のゲームです。
この動きがビルジウォーターの2枚で完結するため、多くの歌声リーバーズロウデッキが開発されましたが、最も多いのがフィズを採用したターゴン型(フィズBWMT)です。
上記の動きに加えて、ライフスティールや全体オーバーパワー、紅血の傀儡師 ゾラーニと、押しつけのオンパレードからの月光の障りによる2面沈黙+ブロック不可まである最強の歌声リーバーズロウデッキでした。
Day1は歌声リーバーズロウ3面構成が最も多いと考え、ここを確実に倒せる3面構成が理想です。
他に出てきそうなデッキですが、ルーンテラオープン前日に統計サイトを見ていたら、何故かキノコデッキが台頭していました。全体勝率こそ低いものの、上記のフィズデッキにかなり勝てるため出てきたのだと思います。
これら以外にも前環境から強かったセトカルマ、ジャックスオーンや、報復するヴァスタヤのお陰で打ち消しを手に入れたジンナー、ホーミングレンチを手に入れた破棄型ジンクス辺りは出てきそうだと考えました。
プレイオフの各デッキはこちらにまとめてくれていました。感謝。
持ち込み
そんなわけでフィズBWMTをどうにかできないか考えるところからスタートし、安定して勝てるデッキはないと悟りましたが、歌声リーバーズロウデッキ全般に有利が取れるデッキが見つかりました。
それがミス・フォーチュン/クイン(スカウト)です。フィズBWMTに安定するわけではないですが、6面展開して英雄たちの鼓舞を打てれば、フィズBWMT側の対応札は月光の障りしかないです。
さらに、手のつけられないサイズのライフスティールやゾラーニは沈黙と抑圧で弱体化できるのもポイントが高く、万が一、英雄たちの鼓舞でゲームが決まらなくても耐えられる可能性が高いです。
また、単純にデマーシアに追加された新カードが強く、特に5曹長こと査定する曹長から3コスト以下のキーユニットを引っ張り出す動きが強力です。
この戦略はかなり安定して歌声リーバーズロウデッキを壊滅に追いやれることがわかったので、英雄たちの鼓舞で3面作ることにしました。
しかし、ルーンテラオープン前日に台頭してきたキノコデッキに対して、スカウト以外の2デッキが負けうる事がわかってしまいました。キノコ売りを沈黙しても、最下層のモニュメントや、悪ふざけで英雄たちの鼓舞を11マナにされて耐えられてしまうためです。
そこでこちらも新カードを採用することにしました。メイジ狩りの下級調査官でキノコパーティーを3マナにしてしまえば、相手の動きを大きく阻害できます。
このような考えから、持ち込みはスカウト、英雄ジェイス、英雄トリスターナの3デッキになりました。
スカウト
英雄ジェイス
英雄トリスターナ
スペルが5,6枚しか入っていないため、一見ふざけた構成に見えますが、環境にいるデッキではセトカルマ、ジャックスオーン、イラオイスウェンぐらいしか不利な相手がおらず、それらはBANすることにしました。
ちなみにエコージンクスやハイマーディンガーニダリー等のシュリーマデッキは拒絶がありつつ盤面もそこそこ作れるので不利ですが、かなり少数派ということで目をつぶりました。なんならエコージンクスは個人的に好きで使おうとしましたがジンナーに負けるので泣く泣くお蔵入りです。
結果
Day1は9勝2敗で抜け、Day2はTop16まで進むことができました。
チームとしても5人中3人がプレイオフ進出でき、チームの構成が何故かプレイオフでの最多構成となっています。Top64、Top32、Top16がそれぞれ1名ずつとなりました。
結果的に負けはしたものの、かなり勝率の高い構成だったのではないかと考えています。
ちなみに、Day1の戦績はこんな感じになりました。やはりスカウトが最強で、トリスターナもそこそこ頑張っており、ジェイスが思ったよりかなり強かったです。
セイレーンの歌声デッキに対しては全体として勝率が高く出せており、特にスカウトはかなり強かったのでラダーでもおすすめできます。
感想
今季はラダーでの調整を諦めて知識ベースで調整し、結果的にかなりうまくいったと思っています。正直、今季もDay1で0-3とかだともうどうしていいか分からなかったので、それなりに良い結果が出てホッとしました。
またチームでの調整もだんだん洗練されてきたこと、今季はチーム構成を組んだこともあり、不健全な環境ではあったものの、かなり楽しく調整できました。メンバーの結果に一喜一憂しながらDay1を回せたのも楽しかったです。
一人では絶対にトリプル英雄鼓舞沈黙調査官構成にはなっていなかったので、調整チームがあってよかったなあとしみじみ感じています。やる気がある方は誰かを誘ってみることをおすすめします。
以下はシーズン中に考えていたことをすべてまとめたメモです。合計2万文字近くとなってしまいました。ご興味のある方がいるかわかりませんがせっかく書いたのでぜひ読んでほしいです。
ざっくり以下のような内容です。
シーズン中の考え
注目デッキ
予想される構成
BO3ランブルの私の戦績
ルーンテラオープンの私の戦績まとめ
*メモ書きレベルでの書き方をしているので、読み手に優しくないです。内容はかなりしっかりまとまってると自負しています。
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