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【LoR】モルデカイザーのTips

Worldsでも大活躍だったチャンピオンの1人である《モルデカイザー》、場に出すだけで効果を発揮し、場に残ると盤面を圧倒するシステムユニットにもなる非常に強力なチャンピオンで、一部からは《モルガナ》と合わせて、やりすぎだという声もある。


Worldsでは実に64人中43人が使用し、今度のルーンテラオープンでも多くのプレイヤーが持ち込むと考えられる。


一方で、使い方を誤るとかなり弱くなってしまうこともあるため、《モルデカイザー》の強い部分を紹介してみる。参考になると嬉しいです。

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モルデカイザーの能力

まずはレベル1、レベル2、チャンピオンスペルのテキストを見ていこう。

レベル1

「最大2体の味方をキルする。」と「他の味方を撃破したとき、それを蘇生させる。」は別々の効果である。つまり、《モルデカイザー》を出すときにキルしたユニットも蘇生するし、その後にキルしたユニットも蘇生する。

また、レベルアップ条件が味方の死亡のみであり、《モルデカイザー》が場にいなくても達成できる。プレイ時効果とも噛み合っており、かなり達成しやすい条件だろう。

これは普通にデッキを組んでゲームを進めると8~10ラウンド目に達成する事が多いという肌感覚だ。

ついでと言っては何だが、チャレンジャーがついているので有利トレードもしやすい。

レベル2

レベル1からアタック時能力が追加される。1度でもアタックできれば、ユニットを撃破するだけでダメージを与えられるようになるし、複数回アタックしたらそれだけで勝てるようになる。

チャンピオンスペル

LoLでは1対1に持ち込むチャンピオンらしいが、このスペルを《モルデカイザー》に打てば、1対1に持ち込んだと見せかけて、こちらのユニットだけすべて蘇生する。どこが1対1なんだ、実質6対1じゃないか。


強さの肝

このチャンピオンの強さは以下の2つに集約されている。

  1. 味方をキルしたら蘇生できる

  2. レベル2でアタックできればキル効果が打点・回復になる


1つ目について、《モルデカイザー》のプレイ時に味方の「ラストブレス」や「召喚時」効果を発動させるほか、「デスレス」を素で持っているユニットを再召喚することで2体に増やすことができるため、7ラウンド目まで1、2体ユニットを用意できていれば、大幅有利の盤面を押し付けられる。

相手は、《モルデカイザー》でキル・蘇生されたくないユニットを前もって除去することを強要され、7ラウンド目以降は除去できないと《モルデカイザー》で再利用される。つまり、持っているかどうかわからない《モルデカイザー》をケアさせる事ができる。


2つ目について、レベル1のプレイ時効果で1度盤面の優勢を作った後は、味方ユニットをキルするカードで「ラストブレス」・「召喚時」効果を持つユニットをキルするだけでどんどん有利になっていく。

ゲームが進むと勝手に《モルデカイザー》がレベル2になり、アタックできさえすれば、キルするカードがすべて相手のネクサスから体力を吸収するカードに変わる。


2つの効果を要約すると、「《モルデカイザー》が場に残ってしまえば、味方をキルすることがそのまま勝ち筋になる」ということだ。


強く使う

《モルデカイザー》が勝ち筋になれるチャンピオンなのはわかった。では、どのように使うのが強いのか。

大前提として、《モルデカイザー》の強い要素は味方のキル・再召喚だ。なので、まずはキルする対象として強いカードを紹介する。


強いカードを復活する

一般的によく使われている《モルデカイザー》のデッキは、デマーシアとシャドウアイルのデッキだ。例えば、以下のようなリストである。
*このデッキから《ティアナ・クラウンガード》や《決戦場》が飛んできたことはないが、ARで一番上にあったリストだし間違いないだろう。

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シャドウアイルだと、ドローできる《不断の監視人》や、相手に《抑圧の紋章》(手札にあるとスペルが使用できなくなるカード)を押し付ける《メイジ狩りの審問官》、召喚時に8/3フィアサムを出す《黒鉄の亡霊犬》辺りを復活させるのが強い。

7ラウンド目をこれらのユニットを盤面に残して迎えられれば、《モルデカイザー》で盤面を大きく強くできたり、手札を増やしたりできる。余計なユニットが盤面にいると、蘇生したときに強いユニットが出せない事があるので、なるべく邪魔なユニットを残さないのがポイント。


上記のデッキリストには入っていないが、《卑しき魂の融合体》もオススメ。ラストブレスで体力を回復できつつ、デスレスもあるので《モルデカイザー》召喚時に2体に増やせる。ネクサスを削られていてもこれで大きく回復できるし、盤面も取り返せる。

《モルデカイザー》で蘇生するとデスレスを持った方と持たない方が1体ずつ出てくる


他にも「召喚時」効果や「ラストブレス」が強いユニットは数多くいるので、ぜひ探してみてほしい。


デスレス持ちを蘇生して2体に増やす

《卑しき魂の融合体》で紹介したように、デスレスを持っているユニットは2体に増やせる。これはチャンピオンも有効で、普通は1体しか出せないチャンピオンを2体場に出せる。

デスレスを付与する方法は現状のカードプールだと《不滅の鎧》と《断頭の軍団兵》の2つ。どちらも《モルデカイザー》の地域で噛み合っている。

《モルガナ》のようなアタック時効果が強力なチャンピオンを2体出してアタックできるのはかなり夢があるし、《メイジ狩りの審問官》を2体出すのも4マナ使用を強制できて強い。


《モルデカイザー》を増やす

とはいえ、これまでの動きは正直前座である。《モルデカイザー》の本当の強さは《モルデカイザー》を増やしてこそ発揮されると考えている。

シャドウアイルには、チャンピオンを蘇生できる《灯りを繋ぐ者》がある。このカードが《モルデカイザー》と非常に相性がよい。「召喚時」にチャンピオンを蘇生できる。

これにより、絶対に盤面に残したくないはずの《モルデカイザー》が除去されると、《灯りを繋ぐ者》から《モルデカイザー》が蘇生でき、《灯りを繋ぐ者》を撃破すれば《モルデカイザー》が2体に増える。

《モルデカイザー》が3体以上場にいる状態になったら終わりだ。《モルデカイザー》をキルすると《モルデカイザー》が増えるという謎の状況が生まれる。

これでユニットの死亡数を稼いで《モルデカイザー》がレベル2になると、1度のアタックで《モルデカイザー》2~4体アタックでき、そのままユニットをキルしてるだけで勝つ状況になる。


つまり、

  1. 序盤中盤を適当に凌ぐ

  2. 7ラウンド目に《モルデカイザー》を召喚し、適当なタイミングでキル

  3. 《灯りを繋ぐ者》から《モルデカイザー》を復活

  4. 《モルデカイザー》がいる状態で《灯りを繋ぐ者》をキル

  5. 《モルデカイザー》を増やしてレベル2にした後アタック

という流れでゲームに勝てる。

他のカードは復活してもすぐには勝たないが、《灯りを繋ぐ者》はわかりやすく勝利に直結する。しかも、1度《モルデカイザー》が死亡してしまえば、全体除去か全体リコールぐらいでしか返されないというおまけ付き。


やらない方がいいこと

強い使い方は大体紹介した。最後に復活すると弱いユニットを紹介しよう。《モルデカイザー》はその性質上、自分の盤面が埋まっているとあまり強くない。

つまり、弱いユニットを複数召喚してしまうユニットを《モルデカイザー》がいる状態でキルすべきでない。先に紹介したデッキでは《命の風波》から選択できる《始まりの波》や《消えゆく偶像》のことである。

これらのユニットを蘇生すると0/1のユニットで盤面が埋まってしまい、本来増やしたいはずのユニットが増やせない状況になってしまう。

蘇生すればするほど弱い盤面が形成されていくので、これらのユニットは序盤のテンポを取るために使用することがオススメ。


終わりに

今回は今かなり強いチャンピオン《モルデカイザー》の強い使い方と弱い使い方を紹介した。正直なところ、伝えきれていない部分も多いが、後はランクマッチやガントレットで使ってみて強さを実感してほしい。


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