大西 敬吾(LiLz CEO | IoT・AI)

LiLz Inc. CEO. ソフトウェアエンジニア出身。産業向けB2B IoT+Sa…

大西 敬吾(LiLz CEO | IoT・AI)

LiLz Inc. CEO. ソフトウェアエンジニア出身。産業向けB2B IoT+SaaS"LiLz Gauge"提供中。10年先ではなく今の現場に喜ばれたい。2023年からグローバル展開目指してます🌍 サウナ、テニス、ときどき釣り🐟 仲間募集中。

最近の記事

設備故障を未然に防ぐ新たな手段。完全無線型サーモグラフィカメラを提案する背景とその理由

みなさんこんにちは。早いもので目視の巡回点検のリモート化を実現するリルズゲージをリリースしてから3年が経ちました。この3年間、製鉄・石油化学・ガス・建設・施設管理などなどあらゆる現場のみなさまと一緒に課題解決に取り組んでいます。このような取り組みの中で、2023年8月に新商品となる完全無線型サーモグラフィカメラ LC-T10を発売開始しました。今回の新商品がどのような背景で産まれたのか、どのような課題を解決するのかについて簡単に紹介したいと思います。 なぜ、サーモグラフィな

    • 人材採用のジェットコースター:失敗からの学びと再構築

      スタートアップにとって、最も重要なのは集まる仲間ですよね。素晴らしい才能を持った仲間がいて、かつ、それがチームとして機能してこそビジョンの実現に一歩近づけると思っています。2021年5名だったメンバーも現在12名となりリルズも少しずつチームになってきました。今年ついに創業メンバーよりその他のメンバーの方が多いという状況に。また、継続して人材採用活動をしていますが体感上、カルチャーフィットしている方と高い確率で出会えるようになっていると思います。 一見順調そうに見えますが、実

      • スタートアップに20%ルールって必要?

        こんにちは。大西です。最近チームメンバーが少しずつ増えて来て11名体制になりました。創業者の観点からは嬉しい反面、また新たな人生を背負うという責任も感じるというのは私だけではないと思います。でも、やっぱり嬉しいですね。 さて、リルズは、創業時からいわゆる20%ルールを適用しています。業務の中の20%は直接業務に関係ないが将来的な会社の成長につながる活動を許可するというものです。これは随分以前からGoogleが実践している制度として有名ですよね。詳しい方なら「いまさら古いっ

        • グローバル展開という志

          沖縄は梅雨が明け、一足早い夏本番を迎えようとしており、そろそろ海水浴やBBQの季節が到来します。想えば早いもので、起業してからもうすぐ6年が経とうとしています。体感では2年ぐらいのスピードで時が過ぎていきました。お陰様で、当社のサービス LiLz Gaugeもカメラ出荷台数が5千台を超え、あらゆる現場でご利用いただいています。 また、嬉しい情報として先週ようやく北米向けの無線認証が認可されました! 創業時から世界中の現場にサービスを届けたいという志はありました。少しずつ前に進

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          LiLzのビジョン・ミッション・バリューを言語化しました

          2022年8月、LiLzのビジョン・ミッション・バリューを全メンバーであらためて言語化するミーティングを持ちました。もっと早く言語化したいとう想いもあったのですが、創業メンバー以外に新たなメンバーが2名参画したタイミングで言語化したかったという意図があります。これから増える仲間に対して創業当初から何を大切にしているかだけでなく、新たなメンバーは何に惹かれてLiLzに参画したのかという観点も含めて議論できたことはとても貴重で有意義な時間でした。 このブログでは、すでに言語化さ

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          沖縄発でスタートアップを起業、現場の課題発見からPMFするまで

          はじめまして!LiLz代表の大西です。2017年7月28日にLiLzというスタートアップを沖縄で創業して5年が経ちました。沖縄に拠点を持つLiLzは、機械学習とIoTの技術を使って現場の課題解決することをミッションにしています。LiLzは沖縄発の産業向けメーカーを目指しています。 現在、目視の巡回点検を効率化するIoT + AI SaaSサービス「LiLz Gauge(リルズゲージ)」というサービスを提供しています。2021年にSeries Aで2.5億円の資金調達も実行し

          沖縄発でスタートアップを起業、現場の課題発見からPMFするまで