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癒やしの水

「やすらぎ渓谷」で疲れた感じで佇んでいた方に
お話を聞こうと思ったのですが
まだまだ回復に時間がかかるようなので
今回は横で拝見させて頂くだけにしました。

不思議なことに、この渓谷の水の中では
普通に花も咲いているようで
これも何か意味があるのかと思いましたが
あとで誰かにお聞きしましょう。

見ていると
妖精が水中花壇のそばに手を差し込んだと思ったら
遠くから光が射してきて、そこから
いっぴきの小さな鯉が特別に明るい光をまとって
やってきました。
鯉は手のひらの近くにくると尻尾を一振り。
すると妖精の手のひらに光が移りました。

・・・・・。
残念ながら、ここで私の記憶が途切れています。
きっと、そこからの事は
とても神聖な事だったのではないかと思います。
気がつくと妖精はいなくなり私は岸に打ち上げられていました。
まだまだ妖精の国には不思議がいっぱいです。


記憶が途切れたり忘れてしまったりするのが人間ですが
どうも、記憶はすべて脳にしまわれているらしい
と言う説を聞いた事があります。
ただ、それを自由自在に引き出す力が人間には備わっていなく
なにかのひょうしに、ふと思い出す事もあったり。
もちろん意図的に引き出せたり。
その「引き出す力」が弱まってくるのが老化だ、と。

さすがに長く生きていると誰でもあると思いますが
良い忘れられない想い出がある反面
絶対に思い出したくない嫌な想い出や
恥ずかしかったりする想い出
笑ってしまう想い出、悲しい想い出。
いろいろあるでしょう。
確かに忘れなかったら生きていくことが
出来なくなるのかもしれませんね。

私は父親が少しづつ痴呆に傾いて
最後には連れ合いの顔さえ分からなくなったのを
介護しながら見てきましたし
若い頃から記憶力が弱かったので
今は、本当に怖いと思っています。
noteの皆さんのことも忘れたくないよ。

なんか嫌な話ですね。
最後が暗い話題でごめんなさい。

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