6年ぶりの北野武監督映画『首』がまもなく公開です。今作に出演する西島秀俊さんがはじめて北野作品に出演したのが『Dolls(2002)』になります。
今回載せる映画パンフレットは、べネチア国際映画祭 金獅子賞を受賞した北野武監督7作目の『HANA-BI(1998)』からの4作品です。
1994年のバイク事故後のブランクを経て撮影した復帰作が『キッズ・リターン(1996)』で、その次の作品が『HANA-BI(1998)』になります。
(ちなみに私が特に何度も観てしまう北野作品は『ソナチネ(1993)』と『3-4X10月(1990)』です)
▼『HANA-BI(1998)』
▼『菊次郎の夏(1999)』
▼『BROTHER(2001)』
▼『Dolls(2002)』
べネチア国際映画祭 金獅子賞の受賞からは、「今までやってないけど、やってみたかったものを作る」みたいな時期だったのか、この頃次々と公開される作品はまったく違うタイプで興味深いです。
『Dolls(2002)』は「ロシアでは大ヒットしおよそ2年に及ぶロングランとなった(wikiより)」とのこと。今作をひさびさに観てみましたが、映像の美しさと、奇妙なお話の流れが他では見れない作品ですし、きっと北野武監督にしか作れない作品でしょう。