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小さな贈り物

今日朝ご飯を食べたあと、胃がひきつるような激痛が走り、あまりの痛さに仕事もせず、ベッドに転がっていた。昨日の不調がまだ続いているのかもしれない。あまりのやる気の出なさに泣きそうになる。やっと案件のうちの1件300文字と構成をしただけで夕方になってしまった。一日のほとんどを胃の激痛で寝ていたからとはいえ、我ながら情けない。薬を飲むと余計に気持ち悪くなるので本当に何もできなかった。再び締切りが迫っている。明日は吐きそうになりながらもやらなければならないだろう。

そんな私の元に小さな贈り物が届いた。
朝、バイトで一番最初にバスに乗って来る女の子が、小さな水晶のかけらをくれたのだ。小学生にとって水晶は大切なもののはず。私も子供の時に学校の運動場にある土の中から水晶?を集めていたこともある。女の子は「宝石」と呼んでいた。こんなことを言っては身も蓋もないが、私は正直いらない。しかし、少女が大切にしている水晶をくれるの言うので、ありがたくいただくことにした。残りの「宝石」は友達にあげるのだという。
友達にあげるような大切なものを私にくれたのは嬉しかったが、正直申し訳ない気もした。もっと大切な人にあげなよ!という気持ちになったが、多分断られる方が悲しい気持ちになったような記憶があるので、素直に受け取り、いつもぶら下げているオレンジ色のポーチに納めた。

貰ったのだから、私も何か返さなければ、と思い、少し頭をひねらせた。何かを買ってプレゼントをするのもいいが、下手な物をあげると親に怒られてしまうかもしれない。そこで私の趣味の一つであるハンドメイドをあげることにした。ちょうど、前にレジンであそんだキーホルダーが残っていたので、それにTピンでビーズをつけて作成してみた。

100均ハンドメイドなので、1つが100円もかかってないし、ハンドメイドにしか見えないから多分だ丈夫だろう(多分)。
病気で休んでいるお姉ちゃん(5年生)にもあげようかと勝手に思い、色違いで赤も作った。小学3年生が喜んでくれるかどうかわからないが、貰ったお礼はしたい。

ハンドメイド病気で苦しんでいる時に少しやっていたのだ。アクセサリーは普通にかっこいいのが好きなので、かわいいセンスがない。作るのは好きなのだが、ハンドメイドのショップにも出せないのが悩ましいところである。

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