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【千本倖生/KDDI及び現ソフトバンクモバイル】 1分で読む経営者の成功哲学

【千本倖生】経営者プロフィール・経歴

年齢(出生年):1942
創業時年齢:57
東証一部上場時年齢:62
出身大学:京都大学工学部
出身大学院:フロリダ

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【千本倖生】イー・アクセスの企業概要

事業概要:ADSLの回線卸、モバイル通信
時価総額:7220億(ソフトバンクから買収された際の企業価値)
社員数:400
売上:1000億円
営業利益:134億円

【千本倖生】のキャリア

新卒入社:現NTT
キャリア:
NTTに勤務していた際、関西財界の経営者らに情報通信革命の時代に何をなすべきかを説いて回った。次第に関西地区での「INS(高度情報通信システム)構想の伝道師」と呼ばれるようになった。
松下幸之助氏やサントリーの佐治敬三氏、ワコールの塚本幸一氏らとも親交を持つように。

<創業のきっかけ>
現NTT部長(当時42歳)時代に自社・電電公社の通信独占状態に異議を唱え同社を退社。大阪のコーヒーバーで電電公社に対抗する新しい通信事業会社の構想を京セラ社長(当時)の稲盛和夫に説き、1984年に稲盛と共同で第二電電株式会社(DDI、現在のKDDI)を創業し専務に就任した。

千本氏が念願だった大学教授のポスト、慶應義塾大学大学院教授の座を捨てて、99年にブロードバンド会社、イー・アクセスをつくったのも、日米のインターネット環境間には雲泥の差があったからだ。

【千本倖生】の性格・特徴

行動的で人との繋がりを作る。忍耐強い。金稼ぎではなくビジネスで社会課題を解決する"使命"を持つことを大切にする。

【千本倖生】の成功理由・成功哲学

「千本君、苦しいだろう。だけど、新しい事業というのは一度始めたら、簡単にやめてはいけない。筋のいい事業だと信じるならば、石にかじりついてでもやり抜く。競争相手がどうであろうと、知力を尽くして考え抜いて、勝負をあきらめてはならない。やめた時が失敗だ」という稲盛和夫の経営哲学を継承。

じっとしていては誰にも出会えない。まず会いに行く。そして千本氏の流儀は、もし出会って「この人はすごい」と感じたら、関係を持ち続け、その関係を起点に新しい「人との出会い」の連鎖を起こす。

それは時代の『メガトレンド』に気付き、その波頭に乗り、社会を変えていく、という『ミッション(使命)』を自らに課していたからでしょう」と挑戦の理由を語る。

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*記事に含まれる数値等はアバウトです


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