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急拡大するライブコマースをけん引。新任代表が見据える未来。

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日本では今、ライブコマース市場が急拡大しています。
日本最大級のライブコマースアプリ「Peace You Live」(以下「ピースユーライブ」)では、2020年9月のサービス開始から約3年間で流通総額が40億円以上に達しました。

2023年2月、EC・D2C事業の総合支援を手掛ける「株式会社いつも」によるM&Aで、このピースユーライブを手掛ける合同会社ピースユーの新たな代表に抜擢されたのが、藤瀬公耀さん。
ベンチャー2社を経て、29歳で「ピースユーライブ」を任された藤瀬さんに、これまでの歩みを伺いました。

(聞き手/川内イオ)


藤瀬 公耀氏 合同会社ピースユー 代表社員 職務執行者

人生を変えたベトナムでの体験

――まずは、藤瀬さんの原点を教えてください。どのような少年時代でしたか?

藤瀬 実家は佐賀市の中心地にあり、自転車で5分も走れば目に見えるものすべて田んぼのようなところで育ちました。幼稚園の年中から水泳を始めて、中3まで水泳漬けの毎日でしたね。学校が終わったら、放課後は水泳に行って、夜遅くに帰る生活でした。背泳ぎで佐賀市で1位、佐賀県で2位になり、西日本大会に出場しました。高校では、個人競技とチーム競技の要素があるバドミントンを始めて、部活の後は地元のバドミントンスクールにも通いました。ひとつのことに打ち込むタイプなんですよ(笑)。その成果もあって、県大会でベスト8に入りました。

――京都大学法学部に進学したのは、法律に興味があったんですか?

藤瀬 高校が進学校だったので、東大か京大という選択肢を考えた時、両校は入試の問題のスタイルが異なっていました。深くゆっくり問題を解く京大のスタイルのほうが自分に合っていると思ったので、京大を志望しました。法律学科にしたのは、京大のなかで一番偏差値が高かったので、そこを目指そうと思ったんです。

――どういう学生生活を送りましたか?

藤瀬 人生の大きな転換点になったのは、大学3年生の時、2週間のインターンシッププログラムでベトナムに行ったことです。バーやお土産屋さん、飲食店の改善をするというプログラムでした。
帰国して数カ月後、運営会社から「現地のバーの店長が辞めるから、やってみないか」と連絡をいただき、3カ月ほどホイアンという世界遺産の町でバーの店長をしました。学生のうちに、想像がつかない体験、価値観を拡げられるような経験をしたいと思ったんです。

――現地でどんな影響を受けましたか?

藤瀬 バーの右隣りがお土産屋さん、左隣りが普通の民家で、そこに両...

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