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20231215SDGsニュース


COP28最終合意、気候変動適応資金の調達方法はあいまいに

※1992年リオ宣言第7原則「共通だが差異のある責任(CBDR)」の先進国側の義務の履行の問題です。認識はしました、約束もしました、しかし・・・

第 7 原則 各国は、地球の生態系の健全性及び完全性を、保全、保護及び修復するグローバル・パー トナーシップの精神に則り、協力しなければならない。地球環境の悪化への異なった寄与と いう観点から、各国は共通のしかし差異のある責任を有する。先進諸国は、彼等の社会が地球環境へかけている圧力及び彼等の支配している技術及び財源の観点から、持続可能な開発 の国際的な追及において有している義務を認識する。

https://www.env.go.jp/council/21kankyo-k/y210-02/ref_05_1.pdf

欧米・島しょ国vs産油国 化石燃料廃止巡り深夜の攻防 COP28

※日本は、「島嶼国で先進国」なので、この構図でいうと前者に属して「欧米・島嶼国」になっていてしかるべきなんですが、化石燃料の段階的廃止に関しては産油国に近い側とみなされているのが残念です。

第3回「地方創生SDGs金融表彰」授与式を開催(内閣府)

※詳細はこちら↓。

レトルト対応紙製スタンディングパウチで環境負荷低減。SDGsを学ぶ小学生と一緒にオリジナルカレーを企画開発。

ライフサイクルCO2が減るのは、おそらくCO2排出係数が大きいアルミを使用しないためでしょう。

「紙マーク」の付与が可能
包装材全体に占める紙の重量が最も大きく、紙製容器包装として「紙マーク」が表記されます。

とあるのですが、「紙マーク」は主素材の種類を示す「識別表示」であって、リサイクル可能を意味するものではありません。紙とプラの複合材なら、重量で考えれば「紙」になります。プラとアルミなら「プラ」になります。実際、プラスチック素材を使用した複合材なので、リサイクル阻害要因となり、原材料として使いこなせる製紙会社は限られています。


コメンテーター紹介

サステイナブル歴30年+3年の眼

設立20周年SDGs研修特別キャンペーン

SDGs/ESG/脱炭素について勉強するならこの本で

  • 新版は、環境省認定「脱炭素アドバイザー ベーシック」対応となりました。このたび環境省の認定がおり、問題集は10月6日販売開始となります。

  • 1回目:キーワード解説集として読む。基本的に、1キーワード3論点でまとめてあります。問題は解かずに、解説を読んで内容を理解する。それから、「どこを問題にしたのかな?」と問題文の選択肢と、解説文を見比べる。そして、不正解肢はどれで、解説文のどこをどう変えたかを確認する。

  • 2回目:知識の定着度を確認するために、問題を解いてみる。そのときに、1回目の思考のプロセスを思い出す。

  • 3回目~:実際に銀行業務検定試験を受ける方は、全問正解になるまで繰り返す。