見出し画像

7. 選手が怪我から復帰するときの基準を変えた

2019. 7. 11

怪我から練習に復帰するとき

部分復帰①(対人なし)
部分復帰②(部分的に対人あり)
部分復帰③(対人あり、ゲーム形式はなし)
復帰(全てのトレーニングに参加、量の制限あり)
完全復帰(トレーニングに制限なく復帰、対外試合もOK)

という段階を踏む。

もちろんこれで終わりではなく、完全復帰の後もはじめは試合に20分だけの出場、次に45分、70分、90分といったように段階的に出場時間を増やしていく。


もちろんこれは、怪我でどれくらい休んでいたのかにもより、軽度の怪我で3日だけ休んだ人、2週間休んだ人、8週間休んだ人では、各段階にかける時間が変わっていく。


こうやってまとめてしまえば簡単だが、その人の怪我の種類や状態によっては、部分復帰②や③までは早い段階で復帰できたが、その後の復帰、完全復帰まではまだ1、2週かかるかもしれない、ということもある。


これはチームの方針にもよるかもしれないが、部分復帰①の段階ならまだ復帰させなくていい、とするチームもあるだろうし、可能な範囲では全体の練習に参加して欲しいからできるところから少しずつ入って欲しい、と考えるチームもあるだろう。

また、試合日程などの影響も受け、プレシーズンとシーズン中とでは基準が変わるかもしれないし、目標となる試合から逆算した時に早まることも逆にゆっくり進めることもあるかもしれない

ドクターやチームスタッフと連携して、よりベストなタイミングを探して行くことが理想だ。

ここから先は

1,642字 / 1画像
思ってることを率直に書くので、PITTOCK ROOMやブログよりも本音に近いものがあるかもです。ブログやPITTOCK ROOMとは毛色の違ったものを書きます。

一回買ったらそのあとは無料の買い切りマガジンです。現場のこと、学んだこと、考えていることなどを毎日書いていきます。(現在終了)

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?