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おむつかぶれのこと〜助産師目線で〜

生後数ヶ月の間に起こりやすい、おむつかぶれ。

おしり(肛門)まわりが赤くなったり、男の子だと意外にも鼠蹊部あたりのしわが赤くなる子も。

今の紙オムツは性能が抜群なので、かぶれの原因は意外とおしりふきや、うんちを拭く際の方法だったりします。

一日何回もうんちをしたり、ましてやうんちで泣かない子も大勢いますので気付かない
→うんちをしてからの時間が経ってしまい、落ちにくい、
もあるあるではないでしょうか?

あれ?おしりが赤い?と思ったら、まず試してみてほしいのが、うんちの時にぬるま湯で流すこと。
ベストはお風呂場で流すことですが、毎回そうもやっていられないと思うので、100均にあるドレッシングボトルにぬるま湯を入れ、おむつの上でウォシュレットです。
そうすると、普段ゴシゴシこすって拭かないと落ちないうんちも、こすることなく、するり、とキレイになります。
ぬるま湯で流したら、次は化粧用コットンやティッシュでおさえぶき。
軽くおさえるだけで、こすりません。

いやー、これも大変だわ、というママは、化粧用コットンをぬるま湯で濡らしておしり拭き代わりにしても良いです。
私はこれにしていました。
雑菌云々もあるので、毎朝熱湯で、その日使うコットンを濡らす。
時間が経つとすぐ適温になります。
これをタッパーに入れて、日中で使い切ります。

おむつかぶれには、水以外の成分を使わないことと(おしりふきの水99は99であって、水100ではありません!)、ゴシゴシしないことが近道な気がします。

それでも赤みがひかない、ポチポチ赤い粒のようなものがある場合は、小児科でお薬をもらうと、早くよくなることが多いです。

色々と試してみて、しっくりくる、負担のないやり方を見つけてくださいね。

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