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実はずっとヘビーだと思ってたこと

先日「ソレいる?六本木会議」という番組で、みんな大好き成田悠輔さんが言ってたことなんですけれども。

家族という仕組みに無理があると思っている、と。

・愛情と信頼関係
・性欲
・子育て、家族

全てのことを同じ二人の中で担おうとしてる。
それがもう無理がある。
重すぎませんか、と。

これがもうね、私の中で「成田さん!ほんまそれ!!!」とひざを打ったんですよ。私の中で実はずっとヘビーだなぁと思ってたことなんです。

結婚という人生の課題が、ヘビーだなぁとずっと思ってきたんですよ。
少子高齢化問題の中で大変申し訳ないけど、出産てまずめっちゃ怖いやん。
中学生の時マンガで「会陰切開」の話を知ってかなりトラウマでした。
できんのか?あたし!、やれんのか?あたし!
神様ってサディストスパルタ鬼コーチかと思ったよね。
なんつー課題を与えよるんじゃと。

しかしながら「結婚」はそういうものだとして
全部の役割を果たさないといけないと世の中の仕組みがなっている。

つづけて成田さん曰く、

だけどみんな果たせてないじゃないですか。
世の中の何十%くらいのひとたちが。
だからみんな不倫する。
みんな維持するのが難しいとわかっていて、
帳尻を合わせようとみんな必死でギリギリのところでやってる。
無理があるとこに対して、
どうしたらいいかとか考えてもしょうがないじゃないですか。

そうなのよ。
無理なものは無理なんで、どっかで折り合いつけるしかない。
それくらいヘビーなものである、と。
いつしかそれに気が付いちゃったので、私は結婚がどうしてもしたい事ではなくなった。子供ができたりそういう状況になったら結婚するしかないかなぁぐらいに思っていた。だから付き合ってた人と別れた後も、お相手をみつけようともしなかった。婚活もしなかった。
恋愛は若い頃にたくさんしたからいいじゃない。
性欲なんてどんどん減退してるし、パートナーなんていない方がストレスなく健やかに生活できちゃうのですよ。
更年期と呼ばれる期間を迎える頃には、ああ、どうやら私は子供を産むというヘビーな課題をやらずに済みそうだと、内心ほっとしていた。

で、同じように思ってる女性も、最近では男性も、結構いるんじゃないかと思っていまして。
実は、パートナーとしての愛情と信頼関係を担う関係だけの結婚なら、
してもいいのかなと考え始めているんですよ。
熟年離婚も増えて、熟年結婚もこれから増えていくんじゃないかなって気がしてます。第二次ベビーブーム生まれの団塊世代なもんで、同年代に独身の人結構多いしそういう人多そうだなぁとか思ってて。

もちろん、同じように考える人つまりは価値観が合う人に出逢うことは奇跡であって難しいことなんだけれども、叶っても叶わなくても、それは幸せな希望なんじゃないかなって思うのです。


ところで成田さんが翻訳した絵本がとても良かったので貼っておくよ。
自分の「丁度いい」を知ることはとても大切。



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