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JBCF大星山ヒルクライムE1-2位

山口県平生町で開催されましたJBCF大星山ヒルクライムに参加してきました。今年の目標でした国体出場は力及ばず叶わず、併せて申し込んでいました本大会に出走です。

■レース概要

第8回 JBCF大星山ヒルクライム
・主催:JBCF
・カテゴリーE1
・出走:33名(完走:33名)
・結果:2位

[コース概況]
スタートから4kmほどはアップダウンあるものの、斜度は緩く本格的な登坂はハートランドひらおからの3.5km。
残り3kmからつづら折りの激坂が所々あり、勝負はここから。
途中、何度か緩む場所もあり、前回の椿ヶ鼻ほどの斜度インパクトは無いコース。

■レース機材

・フレーム:look 785 HUEZ RS DISC
・ホイール:BORA WTO DISC33
・タイヤ:Vittoria Corsa G2.0 TLR 25C
・空気圧:FRとも6.0BAR
・ギア:F52-36/R11-28
・重量:7.7kg
※前回(椿ヶ鼻)と同じ内容です。

■体調・調子など

今回のレースは国体と丸被りで、元々出る予定ではありませんでした。
熊本県代表の「補欠」という中途半端な立場でしたが、コロナ禍の中、正選手に代わって参加もありえるということでしたので、椿ヶ鼻が終わった後、トラック練習を含めた平地トレーニングを主に準備をしていました。
国体への参加が正式に見送られたのは本レースの1週間ほど前。
それから慌てて激坂トレーニングした結果・・・
→腹筋を痛める
→呼吸が浅くなる
→心拍がすぐきつくなる
→レース直前なのに練習を休む
やはり準備は大事なんだと再認識できました!

■レースプラン

JBCFクライムリーダージャージに手が届く可能性が「 0 」では無い。
私のポイントは100P。
クライムリーダーのsoleil de lest栗山さんは155Pでその差55P。
私の優勝が必須条件で、リーダーの栗山さんが6位以下の場合、逆転できます。
ただ、セオリー(残り3kmの激坂区間のみの勝負)のレース運びでは、リーダーが6位以下になることは難しいと判断。
とにかく序盤から仕掛け、ペースを徹底的に乱し、激坂までに脚を削る作戦。
調子が悪いのは分かっていましたが、可能性があるのならチャレンジするのみ!

■レースレポート

前日夕方に現地着。
前半4km区間を全力で走ったら、後半3km持つのかなど、レースプランを考慮した試走を含め、頂上まで2回。
腹筋の痛みは感じず、練習を休んでいたので疲れはなし。

[レース序盤-田んぼの中の道]
→1.2km
VC VELOCEさんがグングンスピードを上げてくれます。
願ったり叶ったりと思いながら集団前方をキープ。

[レース序盤-最初の登坂~教蓮寺]
→1.1km
最初の登坂でVELOCEさんの引きが弱まります。
ここはもっと上げたかったので、グッと踏んで集団のスピードを上げる。
少し動くだけでもやはり集団はしっかりと追いかけてきてくれます。。
ペースを上げること自体が目的なので、下がって前方待機。

[レース中盤-教蓮寺~防地峠]
→1.1km
平坦で一旦緩ん後、小さな峠で2名ほど先行。
集団はちょっと様子見状態。
少し先行者との車間を開け、そして一気に単独で詰めます。
そのまま先行者2名をパスして峠までペースアップ。
この先の下りで踏んでも意味がないのでまた脚を緩めます。

大した強度・距離じゃないのに、息が浅く、この頃から早くも心拍はレッドゾーンへ秒読み!
まだ中盤ですが、調整失敗が如実に表れます。

[レース後半-林道入口~中腹]
→2.5km
ここから約3.8kmでゴール。
本格的な登坂区間となり、途中15%を超える激坂も。
少しずつ斜度があがり、集団は半減。
残り2km程の分岐後、カーブでインが空いたのでスルスルを先頭へ。
そのままシッティングのまま踏み込みペースアップ。
気が付いたらVELOCEの石井さんと二人になっていました。

で、心拍はもうダメ。
完全なバッドデー。
これ以上は踏めないことを早くも認識。

[レース終盤-中腹~ゴールまで]
→1.2km
後ろを確認すると誰も見えなくなっていました。
もう、心拍は終わっており、石井さんについていくのがやっとの状態。
残り1kmでのペースアップに着いていけず終了・・・
そこまでの貯金を使い2位でゴール。
久しぶりに大ダレしてしまいました。

ゴールは海が見える山頂

■敗因

椿ヶ鼻の時と比べ、クライムに体を合わせることができていませんでした。
その状態で序盤から仕掛けたので早くから心拍が厳しくなりました。
でも、中盤まで温存したとしても、今回の状態では勝つことはできなかったと思います。
(石井さんが調子よく、強かった)

ただ、レースプランが間違っていたとは思っていません。
レースにピークをうまく持ってこれたら最後までタレることなく踏み込めます。
3年前より確実に強くなっている現在。
今回の後半3kmのタイムは、3年前の同大会時に走ったときより1分も遅かったので、これでは勝てるわけありません。
実際の調子は走ってみないと分からない場合もありますので、このスタイルを今後も貫きます!

■Photoなど

表彰式までの間に道の駅 上関海峡へ昼食の調達へ
湯野温泉 芳山園でさっぱりして帰路につきました。


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