YOASOBI 1stLive 〜僕だけの小さなライブ会場〜
ライブレポートの前に少しだけYOASOBIとの出会いについて語らせてください。
僕がYOASOBIを知ったのはちょうど1年前、tiktokで聞いたのが始まりでした。
耳に残る爽快で癖になるリズム、気持ちの良い透き通った歌声。
一瞬で虜になりました。
朝の一曲に、通学中に、就活の面接の後押しに、トレーニング中に、夜のBGMに、
1日の様々な場面でYOASOBIの楽曲は僕に元気や勇気をくれました。
そんなチームYOASOBIに僕は微力ながら恩返しがしたい、もっとたくさんの人にYOASOBIの楽曲を聴いて欲しい、と思い、
今回「YOASOBI 1stLive KEEP OUT THEATER」のライブレポートを書かせていただくことにしました。
あまり文章には自信がありませんが、精一杯書かせていただきます。それではどうぞ。
待ちに待った2021年2月14日、早めにご飯とお風呂を済ませ、パソコンの前で待機する。今回は生配信でのライブとなっており、YOASOBIファンのみんなとチャットと通して一緒に盛り上がることができる。また、公式から今回に限りスクショOKと許可が降りた。(ありがとうございます)
待機中に流れていたBGMが消え、アナウンスがかかる。ついに始まる。この瞬間をどれだけ楽しみにしていたか。正直、生配信とはいえ直接会場で聴くことができないのは、実感がないのではないかと心配だった。が、今となってはどうでもいい。この高揚感が理由になっていた。
鉄骨やコンクリートが剥き出しになったビルから登場したチームYOASOBI。
深呼吸や手足を動かし、緊張の面持ちで廊下を歩いていく。顔を合わせ「緊張してる?」と笑顔で声を掛け合う。その後二人はグータッチをしてライブ会場へと足を運ぶ。
暗闇からライトが照らされ
YOASOBIと書かれたロゴの前に一人立つikura。
キターー!と思わず声が出て、ドアが閉まった僕の部屋は、小さなライブ会場になっていた。
♪ 1曲目「あの夢をなぞって」
真っ暗だったビルの一角が強烈にライトアップされ、音楽を奏でる。個人的に小説とMVのリンクがかなり好きな曲。花火のシーンがなんといってもたまらない。プロジェクションマッピングでビル内が照らされ、MVさながらの花火が上がる。
曲の間には、ikuraが「YOASOBI1stLiveにようこそ!」と1stライブ開幕を宣言。
♪ 2曲目 「ハルジオン」
軽快なリズムと透き通るような歌声がビルに響き渡る。別れた彼氏のことを忘れられない彼女が前を向いて歩いていくというストーリーを見事に歌い上げる。2番の曲調の変化は圧巻で、CDとは違う疾走感と臨場感が感じられた。
♪ MC 1
ここでライブの醍醐味の一つであるMCを挟む。
ライブ会場は新宿ミラノ座跡地8階。
「立ち入り禁止の場に夜遊びに来て音楽を奏でる」というYOASOBIらしいシチュエーションでのライブであることが明かされる。
衣装は自分達でアレンジしたという。
リアルタイムでのチャットを紹介する中、表示されたのは、
「インターネットに接続されておりません」笑
「私たちは寒いのにみんなは家でぬくぬくと」とikura。
「煽ってるやん」とayaseが言い、笑いが起きる。
YOASOBIらしいラフな空気で、画面前のファンを楽しませる。
ikuraの水分タイムを挟むと一転、雰囲気が変わる。
真剣な表情で次の楽曲「たぶん」の紹介を始める。
♪ 3曲目「たぶん」
全体が黄色に包まれる。
大サビ前の暗転から、バンド演奏やライトがこれでもかと盛り上げる。
「少し冷えた朝だ」 天を見上げるikura。
感情のこもったこの行動には歌詞と相まって、より一層痺れるものになった。
♪ 4曲目「ハルカ」
サビで会場全体がパステルカラーの光に包まれる。
「涙が溢れてくる」 頬をなぞるikura。
こういう演出があるからライブは本当にたまらない。自分の語彙力の無さが悔しいが、なんとなく察してほしい。
ここでもう一つ注目してほしいのが、カメラ目線で歌うikura。この一瞬で心を打たれたファンは多いと思う。こういうファンサービスが本当にありがたい。ファンを代表して言います。「好きです。」
♪ MC 2
曲が終わり、「ハルカ」の原作を説明。一人の少女とマグカップが登場するストーリーから、
「画面越しにファンのみんなと乾杯したい」と提案。この演出はオンラインならではで、とても嬉しかった。
チームYOASOBIの飲み物をご紹介
ドラム 仄雲 → ビール(ノンアル)
ベース やまもとひかる → 緑茶
ギター AssH → コーヒー
キーボード 禊萩ざくろ → コーヒー
YOASOBI ayase → 緑茶
YOASOBI ikura → 緑茶
ここで乾杯の前にikuraが先に飲んでしまうという天然ぶりを発揮。「これはノーカウントね」とお茶目な一面で周りを和ませる。
みんなとの乾杯が済んだところで、次に披露するのはアニメの主題歌にもなった曲と一言。「怪物」だと一瞬で把握するファン一同。
この曲を聴いて心の中にある悩み迷いをかかえてるみんなの背中を押したいと語るikura。
♪ 5曲目「怪物」
注目ポイントは3つ
・1つ目はカッコいいカウントダウンから始まるイントロアレンジ。
・2つ目は火事でも起きたんじゃないかと錯覚するような大量のスモーク
・3つ目はなんといっても迫力のあるサウンドとそれに負けず、会場を最高潮にさせる歌声。
無人のはずのビルの一角がライトで輝く。まさに夜遊び。
♪ 間奏「Epilogue」
ここでYOASOBI1stアルバム「THE BOOK」に収録されている「Epilogue」が流れる。この曲を間に挟むことによって、曲調のギャップに心の準備ができるようにしてくれたのではないかと思う。
♪ 6曲目「アンコール」
最高潮に盛り上がった「怪物」、その後に続くのは「アンコール」。このセトリは本当にずるい。緊張感のあるメロディからの切ないメロディ。感動しないはずがない。
感情のこもった歌声、弾むバンド演奏。
それをライトとスモークが引き立てる。
ライブならでは、今のikuraがこの楽曲に対する思い、考えを声に乗せて見事に歌い上げる。
♪ MC 3
これまでと、これからを語るayaseとikura。
もの凄い速度で世界中に広まった代表作「夜に駆ける」が曲だけ独り歩きしないように、ついていくので必死だったという。
「なんか寂しくなってきちゃった、、」とikura。
「始まったら終わってしまう」とayase。 ライブの時間があと少ししかないことを悟る。
♪ 7曲目「夜に駆ける」
YOASOBIの原点である「夜に駆ける」を熱唱。
もう一度ビルに灯りが灯る。
大サビ前、ikuraがメンバーを見て歌う姿が今でも目に焼き付いている。
初めてこの曲に出会ったtiktok、YouTube、テレビ、数え切れないほど聴いてきたはずのこの曲がいつもより心に響いた。主観的ではあるが、いつもより感情的に、いつもより楽しんで歌っているようにみえた。大サビのメロディが大好きなので生演奏で聴けたのは、興奮が止まらなかった。思わず、「ありがとう」と感謝を言わずにはいられなかった。
ここで、最高の演奏を魅せてくれたバンドメンバーを紹介。
ドラム 仄雲
ベース やまもとひかる
ギター AssH
キーボード 禊萩ざくろ
YOASOBI ayase
YOASOBI ikura
♪ 8曲目「群青」
1stライブ最後を飾るのは「群青」。
コーラスをメンバーで歌っている姿にはエモすぎて震えた。
YOASOBIというグループをみんなで作り上げてきたというメッセージを感じた。
バンドメンバー1人1人のそばに行き、歌うikura。この演出には言葉が出ない。最後まで鼓動が鳴り止むことない最高のライブだった。本当にYOASOBIを応援してきて良かった。
曲が終わり、画面外に移動し、着いた先は一本の柱。
その柱に自身のサインを書き、ayaseとikuraは手を振って笑顔で退場した。
その後、カメラが動き、スタッフ陣の名前がびっしりと書かれた壁や階段を移動する。(写真は一部)
YOASOBIというバンドには多くのスタッフの元に誕生していることを改めて知る。
ここで、ご視聴ありがとうございました。の文字。
YOASOBIの1stLiveは大成功で幕を閉じた。
ライブが終わった後、僕の部屋はただの小さな部屋となった。何かを失ったような気持ちになったが、それ以上に得たものが大きい。そしてそれは一生消えることのないものになったことは間違いない。いつまでもこの感情を心に刻み、進み続けようと思った。
ライブ終了後、CLUB夜遊限定のひととき。
限定公開の為、内容は割愛。
「愛の交換会」
この言葉だけは残しておこう。
終
最後までご閲覧いただきありがとうございました。 記憶を辿ってなるべく細かく書こうと思いましたが、内容が薄かったり、間違っていたりするかもしれません。この記念すべき1stLiveで皆さんが感じたことを、この文章を見て思い出してほしいと思います。また、今回参加できなかった方も、次あるライブに行きたいと思えるようなものになっていると幸いです。まだまだYOASOBIの快進撃は、始まったばかりです。これからのYOASOBIの活躍を精一杯応援していきましょう。
また、YOASOBIメンバー、スタッフ、関係者の方々にこの場を借りてお礼をさせていただきます。コロナウイルスなど暗いニュースが多くある中、ライブを開催していただきありがとうございました。YOASOBIの楽曲、活動は必ず多くの方の励みになっています。これからの益々のご活躍を期待しております。
この言葉が届いていると嬉しいです。
♪ おまけ : 流行らせたい言葉
1.愛の交換会
2.ぬくぬくと
3.ジラシオン
YOASOBI 1stLive セトリ
1.あの夢をなぞって
2.ハルジオン
3.MC1
4.たぶん
5.ハルカ
6.MC2
7.怪物
8.Epilogue
9.アンコール
10.MC3
11.夜に駆ける
12.群青
#ライブレポート #YOASOBI #YOASOBI初ライブ
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?